2024/12/16(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。いよいよ今年の相場も終わりに近づき残すは今週の水曜日(日本時間では木曜明け方)のFOMCとその木曜日にある日銀政策発表のとなる。相変わらずの相場だが今の所月足は陽線を保っており、今までより若干底堅さが増しているようにも感じるが、これらのイベントでこれまでの動きあ全く意味のない物いなる可能性も普通になる為、特に長期足レベルでは現時点で何も見えない。
5MAは38700円にあり先週足の安値(38970円)はこれを下回ってない。先週のSQ絡みの動きで「また」日銀によるリークが水曜夜間の欧州時間にあり、一気に上昇し4万円オーバー、40160円の高値を付けた。その後はさすがにSQ通過後にいったん売られたが金曜夜間は39600円で引けており39000円以上をキープしている。これにおり過去3か月間足の実態のない上髭の領域で保たれており、このままこのエリアをキープできれば過去3か月間の上髭を否定する事となる。BB+1σも39000円付近にあり、過去4か月間このレベル以下で引けていることはない。20MA(36200円)25MA(34500円)と変わらず、来月の新年から更に乖離が埋まっていく状況。
■日経225先物 週足(期近)
SQの4万円オーバーでも結局はBB+1σ(39920円)で跳ね返され上髭を付けて引けているが、先々週の上髭は否定している部分を残している。25MA(38500円付近)、5MA(38900円付近)を超えて連続陽線はこのレンジで2回あるがいずれもBB+1σで跳ね返されレンジに終始している。今週のイベントでこれを否定できると、状況はかなり変わると思われる。もしBB+1σに「勝ち」先週の高値40160円、直近高値の40300円を超えれば最高値に達した7/1週~7/15週の領域に入る。失敗すればまたレンジに終わり、前出の月足中期MAとの更なる乖離の埋め、最悪そのまま2023年6月から起きた長期間のレンジになり得ることは想定しておきたい。
■日経225先物 日足(期近)
方向感がないレンジと言えども日足では12/2に5MA、75MAを超えてから5MA(39500円)を割って引けた事は一度もないことが改めて認識できる。BB+2σが39880円にあり、これを超えられてない。やはり39900円以上を完全に抜けなければ日足レベルでもBBのレンジブレイク、バンドウォークに繋がらない。逆にここを超えれば週足でもブレイクになり大きく相場が動く。下はまずは5MAを割って推移するか否かが最低条件となる。
いずれにせよ最後のイベントで振り回してくることは間違いないので冷静にチャンスを見極めたい。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
日中、日足窓の位置
39830円←→39770円
37440円←→37170円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 月足
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となりえる価格帯
41000円
↑
40760円
(4/1週高値)
↑
40500円
↑
40300円
(10/15の高値で直近高値、7/19高値が40360円)
↑
40160円
(先週高値、11月高値が40170円で抜けていない。)
↑
40100円
(先週日中の高値。)
↑
40000円
↑
38800円
(木曜日中の終値で、その日の夜間の寄り高値。ここを超えて推移するとかなり強い。)
↑
39770円
(金曜日中の高値で木曜日中の終値38800円までギャップが空いたまま。木曜夜間のNY時間の高値が39800円付近。)
↑
39730円
金曜NY時間の戻り高値
↑
■39600円
(金曜夜間終値)
↓
39500円
(日足5MAが38540円。先週火曜日夜間のレンジ高値で、翌日夜間の日銀リークでここをブレイクして4万円へ行ったライン。)
↓
39230円
(ここはかなり意識されていると思われる、水曜日中に不自然に売られた後にリバウンドし5分足でこのラインで切り返し。その後の日銀リーク後の振り落としでぴったりと39200円で止まり大きく髭を引いている。その後SQ通過後に40160円から下落したがまたもここで止まっている。)
↓
39100円付近
(1時間足で見るとここから足が出てもサポートされ切り返しているライン。大台前の防衛ライン。)
↓
39000円
(39200円を割れてくれば大台割れチャレンジ。)
↓
38920円
(週足5MA)
↓
38870円付近
(12/3日中に38700円を抜け大きく伸びた後に押し目が38870円、同日夜間でのNY時間の安値38850円で先週の押し目買いライン。39000円を割れここを割れれば売り有利な展開に。)
↓
38830円
(日足25MA)
↓
38710円
(月足5MA。11/25月曜夜間の高値で翌日中の寄りでブレイクして大きく伸びたライン)
↓
38500円
(日足75MA。11/28(木)の高値付近で翌日の夜間で再び抑えられ、先週月曜の日中に38000円割れへ向かったライン。)これ以下で推移した場合また38000円を確認しに行く可能性。)
↓
38350円~38230円付近
(ゾーンとして意識されている。12/3の安値。)
↓
38120円
(ここから37900円付近までゾーンとして意識されている)
↓
38000円
(長期間これを割れても戻るサポートライン。)
↓
37950円
(先々週安値。38120円からここまでゾーンとして意識されている。)
↓
37800円
(日足BB-2σ)
↓
37650円
(11/28安値)