2023/11/20(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。先週明けは中々32850円のラインをブレイクできずにレンジに終始。やはり火曜日の夜間のCPI値の発表と共にものすごい勢いでブレイクしていきあっという間に33000円に到達。その後もどんどんと買われ33230円まで行き、よく日中セッションでもさらに高値追いに。結局、木曜日中に記録した33620円が先週の最高値、33200円台まで下落。翌日中で再度ブレイクを試みたが失敗。だが徐々に安値も切り上がってきておりこのままいけば次の高値を見ていく場面は近いと思われる。

次の高値は12月限では6/19の32710円(ミニだと32720円)しか残っておらず、12月限ベースでの高値は間近になっており、現物の日経平均の高値(33772.89円)と同じ領域と考えていいだろう期近チャートで見ると最高値は33950円となっており、いずれにせよ今の高値を抜けての水位は34000円水準へ向けた布石となる。

5MAは32450円付近で大きく乖離しているがかなりしっかりとした陽線となっているため(この月足陽線は2020年の11月の米大統領選時の上げ、今年の高値ブレイク時に続く大陽線)月内は買いがこのまま強い状態が考えられる。BB+2σが33500円付近ですでにここも超えており、本当に強い展開。ただしボリンジャーバンドはかなり広がっている状態でありこのままBB+2σ水準を超えてる状態が続くのは考えにくい。

33600円の高値は抜けてもどこまで行くかは月足ベースでみる限り楽観一辺倒ではないことは認識しておきたい。

■日経225先物 週足(期近)

月足ではすでにBB+2σを超えているが週足ではかなり収縮状態からエクスパンドに入る場面ということが分かり、BB+2σ(33820円)を押し上げてバンドウォークに入ることが十分に考えられる状態。BB+1σも33090円付近ですでに33000円を超え、CPI発表時の領域を超えてきている。5MAが32500円付近、25MAが32360円付近となっており、パーフェクトオーダーに。かなりの強い展開であることは頭に入れシナリオを構築しないと大きな水に繋がると思われる。6/19週の始値が33730円、その上髭が33950円の最高値、7/3週の高値が33800円となっており、33620円の高値を抜けた場合はそれらがターゲットとなりえる。

■日経225先物 日足(期近)

5MAは33350円付近、BB+2σが33800円付近となっており、すでにバンドウォークに入っている。先週の33200円、33300円台に強さを考えると5MA付近まで下りてきても強さを見せれば絶好の押し目となりえる。BB+1σが32900円にあり、33000円の大台に迫っており、5MAを割れても大台近くで強さを見せることは容易に考えられる。

7/3の高値が33740円、7/4の高値が33810円、6/19の高値が33950円となっておりそれぞれ33620円抜け後のターゲットとなりえる。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

以下は窓の領域 (以下は期近基準と混同あり)

33200円←→33000円(11/13の日足まで)
33200円←→32850円(11/14の日足まで)
33180円←→33070円(33140円までしか埋まらず)
32780円←→32730円
31860円←→31670円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となり得る価格帯

34000円

33950円
(今年の高値、バブル崩壊後の高値。)

33810円
(7/4の高値。日足BB+2σが33800円)

33720円
(7/3の高値)

33620円
(先週高値。抜けきれば33700円~34000円の高値チャレンジへ。)

■33520円
(先週金曜日夜間引け)

33350円付近
(日足5MA)

33230円付近
(先週、33300円台と合わせてブレイク後に強さを見せた領域。割れると33000円へ行くと思われるがそれでも買い有利は続くと思われる。33200円←→33000円窓埋めあり。)

33120円付近~33060円付近
(33000円手前に小さい節目あり)

33000円
(33230円付近を割れてこの辺りまで来てもまだ買い意欲は強いと思われるが割れて動き出すと注意が必要。)

32920円
(CPI時のブレイク後に見せた安値。33000円割れてここも割れるとかなり展開は変わると思われる。)

32850円
(CPI前の高値レジスタンス。33200円←→32850円(11/14の日足まで)窓埋めあり。)

32700円
(長期間意識されているレジサポライン。11/14に大陽線の初値であり、先週の上げをすべて否定することになる。)


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