2025/1/26(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。日銀金融政策へ向けて強い展開は継続した一週間だった。日銀の利上げ決定の報が、各マスメディアから事前に流れ始め「またか」と思ったトレーダーも多かったと思う。個人的にも正直開いた口が塞がらないレベルで、この植田総裁はマスメディア、銀行に「プレゼント」を献上し続けるとべったりと癒着した飛んだペテンとしか言いようがない。

付き合足は5MA(39120円)をしっかりと抜けており、しっかりと下髭(陽線)引いており、陽線の実態は先月の終値39990円で今月の始値39930円となっており先月の終値より上での推移が始まっており、これで昨年9月~11月までの上髭を2度否定したことになる、このままいけばゲームチェンジ、遂にレンジブレイクになり再び史上最高値へのチャレンジが見えて来る。4月の高値が40760円、3月高値40910円が次のターゲットとなり、それより上は昨年8月の史上最高値~暴落の上髭しか残ってないゾーンとなり、42490円が待っている。かなりポジティブな展開になりつつあるが、上昇している日柄的には何処まで本気で買って来ているかは疑問が残る所。昨年9月からの上髭を否定出来るまでも一定の時間はかかっており、昨年の8月の上髭をどこまで、またいつまでに否定出来るのかは今の時点では見えてこない。

下位足も含めこのブレイクが本物なのかを見極める時期。

■日経225先物 週足(期近)

25MA(38720円)を下回らず下方のレンジブレイク失敗、5MA(39500円)もしっかりと抜け、BB+2σ(40750円付近)に寸前まで来ておりここをブレイクして週足レベルでのバンドウォークに入れるか否かと言う場面。もしBB+2σで一旦折れるなら40700円を超え41000円を向かう途中、その大台を達成後一旦この上げのが終わると言うシナリオが浮かんでくる。既に現時点では週足のブレイクをして陽線を保っている事から、どこまでこの水準を保てるのか(最低限4万円以上)、一旦崩れた後でもレンジに戻らず、「押し目」と機能するのかがポイントになり得る。いずれにせよ週足でもクリティカルなラインに来ている事は明らかであり、更に月末前、月替わりの前の微妙な時期でもある為、買い優勢である事の中にもかなりの慎重さは求められる場面であるのではと感じる。

■日経225先物 日足(期近)

現時点で6連続陽線。底値の陰線を挟むと7本の陽線が出ている。日銀後の下げの後の夜間のリバウンドで上髭を否定して再度高値を更新した。既にBB+2σ(40460円)を超えており(金曜夜間の高値は40610円)今までの流れからすると、ここで上髭を見せ反転してレンジへ戻ると言う流れが続いていた。この後どうなるかはまだ分からないが、今までのレンジ高値で出ていた多くの高値足での上髭を実態で上回っている事から、金曜夜間の上げはかなりインパクトがあった物と言える。BB+3σは41000円となっており、あなち極と言えるまで収縮したボリンジャーバンドが、このままエクスパンドして行くのか、もうしばらくBB+2σに戻る時間が必要になるのかと言う場面。このまま上昇が続けば昨年7/18高値40910円がターゲットになり、41060円まで窓が空いている。月足から日足まで全てパーフェクトオーダーで、全ての5MAを上回っている状態であることは何度認識しても足りないと言うことはないだろう。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

日中、日足窓の位置

明日の寄り←→40300円
39320円←→39250円
38640円←→38510円
37440円←→37170円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 月足

■日経VI 週足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯

42490円
(史上最高値)

42400円
(7/12高値)

42000円

41900円
(昨年、史上最高値の日足:7/11の安値で7/10高値が41960円。)

41500円~41600円付近

(昨年7/15~17までの日足の上限)

41250円付近
(昨年7/15~17までの日足でこれより上で41500~41600円付近まで上髭を引いている。)

41000円
(日足BB+3σ)

40910円
(金曜夜間高値。昨年7月18日の高値でここから41060円まで窓が空いている。)

40750円
(金曜夜間高値。昨年3月2日週の高値。)

40610円
(金曜夜間高値。昨年4月1日週の高値。)

■40480円
(金曜夜間終値。日足BB+2σ付近)

40350円付近
(金曜のザラ場に日銀発表あとに高値を付け反転、5分足でこれ以上で上髭のみ、同日夜間のNY時間でここを抜けて更に上昇したライン。)

40180円付近
(金曜ザラ場の午前中の高値で夜間の欧州時間でここを抜けて更に動意付いたライン。)

40060円付近
(金曜ザラ場の底値レンジ高値ライン、夜間寄り後にここを抜けて上昇開始。)

40000円
(金曜日中終値が39940円で40410円まで上髭。)

39800円
(金曜日中安値。日足5MAが39770円付近。)

39700円付近
(1/23日中の安値が39670円でここから4万円タッチへ向かった。1/22日中の高値ラインでもありレジサポとして強く機能した。ここを割れると売り有利に。)

39500円
(週足5MA)

39250円
(1/21の日中寄り後の高値でここから38630円まで一気に下落した後に強いリバで、そこから4万円オーバーまでの起点となった。)

39000円

38900円
(1/21の日中の下落後にここより下はすべて買われてリバしている。)

38630円
(1/21の日中安値、先週安値)

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