2023/7/3(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。先週は日足25MA手前の32250円からスッとリバウンドする展開で33520円まで上昇。それ以上は行かず高値更新失敗。ここから33000円割れの攻防を見せ、ここを割れると展開が変わると思われたが、33000円割れは僅かで金曜の午後から再びリバウンド。金曜夜間で33500円まで行き、33420円で金曜夜間の取引を終えている。

相変らず買い有利で下げ切らない展開が続いるが前回までの強さは感じない。(前回までがかなり異常なだけとも言えるが)。先週高値の33520円を超え推移を始めれば再び33700円、34000円タッチ目指す展開になり得るがを、ここで再び頭を抑えられるとガラッと雰囲気が変わる可能性も秘めている。上昇が続き34000円近くまで行き、そこで高値更新を失敗した場合は、そのまま夏枯れ相場に入り、下値も堅いため長期間のレンジになる可能性も見えてくる。

BB+3σは33750円付近、BB+2σ:31900円、BB+1σ:30000円付近となっている。

■日経225先物 週足(期近)

月足同様にまだパーフェクトオーダー。5MAが33026円で(先週の位置では32650円付近)先週もこの水準を割ったがやはりすぐに戻り同MA上の推移に移ったことが認識できる。但しここまで同MAを割った事例は過去11週間は無く(それも髭なしの陽線)少し変化が見られる。33000円は金曜の日中で、その時点の日足5MA水準という事もあり何度割れても戻り、結局そこから33500円まで再び上昇したライン。ここを下回って推移しなければ完全に売り有利とはいえない。(日足で陰線が続く様な展開にはならない)

逆に先々週も先週もBB+2σ(33760円付近、月足BB+3σと重なる)を上回って終えることは無く、僅かだか水準が一つ下がり変化が見られる。ただ上昇があまりに急な為、押し目らしいものが無かったため、現在地が押し目と捉えれる勢力も多いと思われ底堅い展開が続いている。

まず月代わりになる明日、33520円を超え33700円台へ→34000円チャレンジへ向かい形になるか否かを見極めたい所。

■日経225先物 日足(期近)

25MAからリバウンドしたことが認識できる。(但しこの時は同MAにはタッチしていない)何とか5MA:33100円以上の推移は保っており買い有利であることは間違いない。一方でBB+1σ(33440円付近)を超えることを失敗しており、これ以上で推移するか否かでやはり分水嶺になり得る。

これを超えれば6/21の高値33610円、6/22の高値33740円がターゲットになり得える。25MAは32600円まで上昇して来ている。この価格帯は先週32270円まで下落した際の底値レンジ高値付近と重なる。

やはりまず週明け33500円付近での動きを注視したい。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

以下は窓の領域
31280円←→31200円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となり得る価格帯

34500円
(1989年の8000円幅の年足の半値ライン)

34000円

33950円
(直近高値)

33740円
(6/22の高値。月足BB+3σ付近、週足BB+2σ付近と重なる。)

33610円
(6/21の高値)

33520円
(先週高値。ここを超えて推移出来るかが今後への分水嶺。)

■33420円
(金曜夜間引け)

33300円
(金曜夜間のNY時間前にブレイクしたライン。短期的には押し目ライン)

33200円付近
(金曜日中高値付近。ここを割れると若干売り有利になり、33100円の日足5MAの攻防になり得る)

33100円
(日足5MA)

33000円
(大台、週足5MA。金曜日日中に何度も試されサポートされ33500円へ向かったライン。割れて推移すれば売り展開へ。)

32900円
(金曜日中安値)

32830円
(32200円台からのリバウンドの高値。ここを割れると日足25MA: 32600円へ)

32700円
(上昇時も下降時も意識されたライン、実際には日足25MAはこの当たり以上に上がってくると思われるのでこれを下回ると更に売り有利に)

32600円
(日足25MA)

32550円付近
(ここから32250円(先週安値)付近まで底値ゾーン)

32270円
(先週安値)

32000円

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