【TradingView】相場反転を知らせるシンプルなMACDダイバージェンスインジケーター
こんにちは、Trader_Morryでっす。
みなさんは、流行りモノって買いますか?
テレビやネットで取り上げられて、ずーっと気になってたモノがあって、やっと自分が買って喜んでたら…、すぐに流行りが終わってしまった…ってことありませんか?
私の場合はLVエピの財布ですね。お高い財布ですのでなかなか買えなかったのですが、懐に余裕ができたときに買ったら、持ってる人がどんどん減っていって流行ってなかったという…😢(何年前の話だよ)
今回紹介するTradingView自作インジケーターは、そんな流行りの終焉を教えてくれるインジケーターです。
ただのダイバージェンス検出インジケーターではございません。
Trader_Morryのこだわりをトッピングしたインジケーターに仕上がっています。
はじめに
しっかりと勉強されているトレーダーのみなさんは、ダイバージェンス/ヒドゥンダイバージェンスというワードを一度は耳にしたことがあると思います。ダイバージェンス/ヒドゥンダイバージェンスはトレンドの反転(終焉)を明示してくれるインジケーターです。
●ダイバージェンス
①価格が安値切り下げ(高値切り上げ)しているのに②MACDが安値切り上げ(高値切り下げ)している状態のこと。
●ヒドゥンダイバージェンス
③価格が安値切り上げ(高値切り下げ)しているのに④MACDが安値切り下げ(高値切り上げ)している状態のこと。
いずれも相場反転のシグナルとなります。
図解すると…
最初はこんがらがりますが、慣れてくるとダイバージェンス発生をすぐにキャッチできるようになります。
既存のインジケーターって…
よく見かけるMACDダイバージェンス検出インジケーターはMACDのすべての指標(MACD、signal、ヒストグラム)を表示してあって、個人的にはちょっと見づらいと感じています。
また、どの指標(MACD、signal、ヒストグラム)でのダイバージェンス/ヒドゥンダイバージェンスか選択したいという欲望がわいてきます。
本インジケーターの特徴
前項の既存のインジケーターで感じている点がインジケーターの特徴となっています。
選択した指標(MACD、signal、ヒストグラム)のいずれかを、ラインで表現するため、シンプルで見やすい
MACDダイバージェンス/ヒドゥンダイバージェンスを検出する指標をMACD、signal、ヒストグラムから選択可能
サイン説明
それでは、サインの説明に入っていきたいと思います。
サインはサブウィンドウ上に選択した指標(MACD、signal、ヒストグラム)のライン(指標ライン)にて頂点同士を結んだところに表示されます。
大きく分けて以下の2つのサインがあります。
D:ダイバージェンスのサイン
H:ヒドゥンダイバージェンスのサイン
この2つが指標ライン上下に表示されるので、出現するサインは全部で4種類となります。
① D:チャートの安値は下がっているが、オシレータの安値は上がってる
➡ トレンド転換して上がる可能性がある
② H:チャートの安値は上がっているが、オシレータの安値は下がってる
➡ トレンド転換して上がる可能性がある
③ D:チャートの高値は上がっているが、オシレータの高値は下がってる
➡ トレンド転換して下がる可能性がある
④ H:チャートの高値は下がっているが、オシレータの高値は上がってる
➡ トレンド転換して下がる可能性がある
パラメータ設定
続いて、パラメータ設定説明です。
Fast, Slow, SmoothはMACDの標準設定項目なので省略します。
本インジケーターのメイン設定項目はOsc TypeとLookbackBarsです。
Osc Type:指標を選択します。MACD、signal、ヒストグラムの3つから選択できます。選択した指標はサブウィンドウにラインで示されるとともに、ダイバージェンス検出の元となります。
Lookback Bars:ダイバージェンス検出する場合に、何個以上のバーをさかのぼるか設定できます。小さくするほど細かくダイバージェンスを拾えるようになります。
ちょいとブレーク☕
気になった人がいるかもしれませんが、パラメータ設定は英語表記としています。これはTradingView(MT4/MT5も)が世界中で使用されており、私のインジケーターも海外の方が使用する場合があるからです。
※実際に私のインジケーターを使用されている方は海外のユーザが多い
ただ、コード内はパラメータ名を英語で書いてても、代表的なワード(例えばDayとかWeekとか)はTradingViewの方で勝手に日本語に直してくれます。賢い!
インジケーターについての、コメントやDMも英語でバンバン届きます。
英語で回答してちゃんと通じてると嬉しいものです。
日本人は英語に弱いと思います。特に私の年代以上の方々に多いような。英語に対するメンタルブロックは壊して行くべきだと思います。
とか言って、私はそんなに英文書けません。Google翻訳先生に頼りきりですw(ちょっと話がそれた)
活用例
私は主にトレンドフォローを狙っています。なぜならば勝率が高いから。トレードがヘタな私でも取りやすいからです。
なので、トレンドが出てるときに使うのがベターだと考えています。もし自分は初心者🔰だって方はトレンドフォローをおススメします!
逆にトレードがうまい方はこのインジケーターを使って、逆張りで天底狙うのもありだと思います。twitter上にはそんな上級トレーダーの方がたくさんいらっしゃいますね✌
では、活用例です。
①のヒドゥンダイバージェンスのサインが出た時点では、MAが絡み合ってトレンドが出ていない。なので、ここは見送ります。
②で再度ヒドゥンダイバージェンスのサインが点灯します。この時重要なサポート(黄色破線)をブレークしており、MAがすべて下向き。絶賛下降トレンド発生中。という事でここでエントリーします。※赤下向き矢印
③で今度はダイバージェンスが発生。トレンド終焉のサインです。ここで利確します。※青上向き矢印
①のところでショートしてれば、大きく取れたじゃないか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは結果論。勝ち続けるトレーダを目指すにはトレンドが正義なのです。なんつってー。
私も勝てない頃は、天底を取ることに執念を燃やしていました。でも気づいたんです。天底取れたら気持ち良いけど、確率が低く、それはギャンブルトレードだって。私は勝ち続けるトレーダになりたかったので、逆張り脳を封印しました。
※トレードにおいては自己責任にてよろしくお願いいたします。
おわりに
今回はMACDダイバージェンス/ヒドゥンダイバージェンス検出する自作インジケーター:Divergence MACD Sign/Alert [MsF]を紹介させていただきました。このインジケーターを活用して、流行り(トレンド)の終焉をつかみ取ってください!
※インジケーター以外の話が多かった気もするのですが…ご容赦ください(^^;
このnoteおよびインジケーターがみなさまのトレードの一助となることを願っております✨
それでは。
インジケーターは以下リンクから無料で取得できます。
上記リンククリック後、「お気に入りインジケータに追加」をクリックしてください^^
追記:アラート設定方法
インジケーター:Divergence MACD Sign/Alert [MsF]のアラート設定について補足します。
ロングサイン(bull_alert)を設定する場合
①「アラート」ボタン押下
② DiverMACD_Aを選択
③ bull_alertを選択
④ バーにつき1回を選択
⇒ 一度アラート設定すると何回でも鳴動してくれます。
⑤ 「作成」ボタン押下
ショートサイン(bear_alert)を設定する場合
①「アラート」ボタン押下
② DiverMACD_Aを選択
③ bear_alertを選択
④ バーにつき1回を選択
⇒ 一度アラート設定すると何回でも鳴動してくれます。
⑤ 「作成」ボタン押下
1つの通貨ペアにつきbull_alertとbear_alertの両方を設定しておくのがおススメです。ロング/ショートどちらが発生した場合もアラートを発報することができます。
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