サンウェルズ株で首が回らなくなってた
こんにちは。
9月以降、すっかり記事を更新しなくなっていたのですが、色々と状況が変わってきたので、久しぶりに記事を書いています。
まず、記事の更新を止めていた間に何があったのかについて書きたいと思います。おおよそ察しがつくとは思いますが・・・
端的にいうと、追証を食らって信用取引ができなくなっていました。
もうだいぶ記憶が薄れていますが、ことの始まりは9/4にサンウェルズ株を購入したところから始まりました。
当時、サンウェルズの不正を告発する記事が共同通信から出たばかりの頃で、サンウェルズの株価は寄らずのストップ安からやっと寄りついたばかりという状況でした。不正についての記事が出た後に会社は即座に否定のIRを出しており、不正が事実なのか?とばし記事なのか?当時は色々な思惑が入り乱れていました。
そんな様子を見ていた私は「これだけはっきり即座に否定するってことは不正はないんじゃないか?」「あったとしても事業には致命傷になるようなもんでもないだろう」と考えていました。前日によらずのストップ安から寄りついた株価を見て「ここで買っておいてしばらく放置すれば反発でかなり儲かる」と考えました。
ここで勝負に出なければと思い、信用余力のほとんどを占めるくらいの買いポジションを取りました。その後、株価は上がり始めて、しめしめといった感じでした。株価はそれからしばらく1800~2200くらいを上がったり下がったりを繰り返すボックス相場に突入しました。多少ポジションを少し減らしたり増やしたりをしながらも大半の建て玉は放置していました。プラスになったと思ったらまたマイナスになる含み益を見て、じれったく思いながらも将来の爆益を期待していました。NOTEにデイトレの記録を書き始めたのはこの時期でした。多少は信用余力の余りがあったので、デイトレの腕を磨きながら爆益を待つという考えでした。
それから事態が動いたは9/20。サンウェルズは第三者委員会を設置して不正を調査すると発表しました。それに対して株価の下落という形で市場の反応は現れました。ボックスの下限を突き抜けて何日もじわじわと下がっていく株価。どんどん膨らんでいく含み損。信用余力がなくなり、日課だったデイトレもできなくなり、NOTEのデイトレ記録の更新もしなくなりました。そして、いつの時点だったかは忘れましたが、ついに証拠金が足りなくなり、追証になりました。
しかし、追証になってもまだ株価の復活を信じて損切りすることはできませんでした。「第三者委員会の設置」というのがどうしてもネガティブ材料とは思えなかったのです。しっかり調査するなんて誠実な会社だとすら思っていました。むしろこれで潔白が証明されるだろうと。
その後、無情にも株価は下がり続け、ついに耐えきれなくなり段階的に損切りすることを決めます。10/2に最初の損切りを決行。次の日の10/3にも同量の損切りを決行。少し荷が軽くなった思いでした。しかし、市場とは残酷なもので、その次の日を底値にして株価は回復し始め、一ヶ月間もの間じわじわと上がり続けました。損切りで証拠金が減ってしまい、買い戻すこともできずに株価を眺めることしかできない日々・・・6割くらい残ったポジションの含み損が減っていくことだけが心の救いでした。
「あーミスった。でもこのまま残りのポジションが爆益になればいいや。やっぱ安易に損切りするもんじゃないな。」
そう思ったのも束の間、11/7に再び株価は暴落を始めます。11/7に何があったのかもはや思い出せないですが、11/7に暴落、11/13までジリジリと下げた後に11/14-15に2連続ストップ安というとんでもない下落をしました。僅かに残っていた希望もすっかり消し飛びました。
11/18、すっかり気力が萎えた私はポジションを全て損切り。サンウェルズ株から完全に撤退しました。証拠金を全て払っても損失は埋められず、現物で持っていた長期投資の株も売り払って損失の返済に当てました。しかも証券会社から通知された期限を守れずに信用取引を停止されてしまいました。
こうして私のデイトレへの挑戦は一旦終わりを迎えました。
今回得られた教訓は
一つの銘柄に大きなポジションを張らないこと
銘柄に執着しないこと
損切りラインを先延ばししないこと
株価は戻らないものと考えよ
こんなもんでしょうか。なんて自分はバカなんだろう。本当に高い授業料でした。
