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損切り価格を自動でチャートに表示するインジケーターの使い方

自動で損切りラインを設定し、チャートに表示するインジケーター

FXや株式投資などのトレードをしているときに、
損切りの価格を自分で決めるのではなく、
自動で最適な損切り価格を決めて、
その価格をチャート上に表示してくれたらいいな

思ったことはありませんか。

今回は、そんなあなたの要望を実現できる
インジケーターの紹介とその使い方を説明します。

損切り価格を表示するインジケーターの使い方

今回、紹介するTradingViewのインジケーターは、
「SuperTrend BF」というインジケーターです。

「SuperTrend BF」というインジケーターを
TradingViewのチャート上に表示することで
自動で損切りする価格を教えてくれます。

「SuperTrend BF」のインジケーターを表示したチャート

「SuperTrend BF」のインジケーターを
TradingViewのチャートに表示すると、
このような小さな点がたくさん出てきます。

この小さな点の価格が損切の価格になります。

点の色が緑色と赤色に分かれている理由は、
色の違いによって相場の方向性を表しているからです。

  • 色が緑色:上昇傾向

  • 色が赤色:下降傾向

上昇相場と下降相場を判断する方法

つまり、点の色が緑色の時、ロング(買いエントリー)
点の色が赤色の時、ショート(売りエントリー)するのが良い

とインジケーターが教えてくれているということです。

  • 緑色の点:ロングでエントリーした時の損切り価格

  • 赤色:ショートでエントリーした時の損切り価格

実際にエントリーした時の損切り価格の選び方

損切りの価格の決め方

ロングでエントリーするときは、
緑色の点がローソク足の下側にあります。
なので、ロングでエントリーしたローソク足の真下にある
緑色の点の価格を損切り価格をする
のが基本です。

ショートでエントリーするときは、
赤色の点がローソク足の上側にあります。
なので、ショートでエントリーしたローソク足の真上にある
赤色の点の価格を損切り価格とする
のが基本です。

もし、大きなニュースや出来事が起きた直後などで
普段より価格の変動が激しいなどの場合は、
「SuperTrend BF」のインジケーターが示す点よりも
少しローソク足から離れた所を損切り価格とするなど
臨機応変に対応したほうがいい場面もあります。

損切り価格でトレンドの方向性を分析する方法

損切り価格を表示する、TradingViewの
SuperTrend BFというインジケーターは、
ローソク足との位置関係や
損切り価格を表す点の傾きによって
トレンドの勢いや相場の方向性を分析する
ことができます。

SuperTrend BFのインジケーターでトレンドの勢いを判断する方法

トレンドの勢いを判断するときの考え方

損切り価格を表示する、TradingViewの
SuperTrend BFのインジケーターの点の傾きが
横ばいの状況の時は、トレンドが発達していないので、
トレードで利益を出すのが難しい期間ということになります。

逆に、インジケーターの点が緑色で右肩上がりの時、
上昇トレンドの勢いが強まっていると判断できます。
また、インジケーターの色が赤色で右肩下がりの時、
下降トレンドの勢いが強まっていると判断できます。

損切り価格に着目して、手じまいのタイミングを見つける方法

そのため、インジケーターの点の傾きが斜めの時には、
手じまいを考えず、ポジションを持ち続けたほうが良い。

ということになります。

インジケーターの点が横ばいになっているときは、
手じまいを検討する時期になっていることがある
ので、
相場状況を総合的に分析して判断するようにしましょう。

もしも、インジケーターの色が変化した場合は
完全に相場状況が変化したことを意味します。

遅くとも、色が変化したときまでには
手じまいをしたほうがいいケースが多いです。

損切り価格を表示するインジケーターの使い方を詳しく解説したYouTube動画

TradingViewインジケーターの解説一覧


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