![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127357337/rectangle_large_type_2_8dacc231efcf904dffd9db5fde0e9dcf.png?width=1200)
たった1本の線で相場状況を判断できる、トレンド系CCIのインジケーター
1本の線だけでシンプルにチャートを分析する手法
ATRとCCIという2つのテクニカル指標を組み合わせて
トレンドの強さや有無を分析できる線を表示する
インジケーターの使い方を説明します。
今回解説するTradingViewのインジケーターは、
「BEST Supertrend CCI」というインジケーターです。
このインジケーターには、以下の特徴があります。
(1):上昇相場と下降相場が色で区別できる。
(2):トレンド相場とレンジ相場で全く異なるサインが出る。
(3):トレンド転換のタイミングが明確に表示される。
(4):トレンドラインが損切りラインの役割も持っている。
具体的なチャートの分析方法の解説
![分析例の図](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59409325/picture_pc_1158b63b27952438a37b646086206896.png?width=1200)
BEST Supertrend CCIというインジケーターを
TradingViewのチャート上に表示すると、
このようなチャートになります。
<上昇トレンド>
・線の色が常に緑色で、右肩上がりに上昇
・ローソク足の下側に表示される。
<下降トレンド>
・線の色が常に赤色で、右肩下がりに減少
・ローソク足の上側に表示される。
<レンジ相場>
・線の色が緑色と赤色に交互に何度も変化する。
・ローソク足を中心に線の値が大きく変化する。
このように相場状況に応じて、
BEST Supertrend CCIのインジケーターは
大きく異なる特徴の線を示すので、
その特徴の違いを見抜くことで
比較的簡単に現在の相場を理解することができます。
BEST Supertrend CCIで損切りラインを表示しよう
また、BEST Supertrend CCIのインジケーターは、
損切ラインとしても活用することができます。
損切ラインを見つけるときの考え方は
とてもシンプルです。下のチャートを見てください。
![損切ライン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59424498/picture_pc_2ad7a6cfa0df914b84677e904491df3d.png?width=1200)
このチャートのように、
BEST Supertrend CCIの線自体がそのまま、
損切ラインとして使用できるんです。
そのため、ローソク足がインジケーターの線と
交差したときに、利益確定や損切の注文を出す
という1つの基準が一目で判断することができます。
超シンプルなトレンド転換のサインとは?
上昇トレンドから下降トレンドに変化したときや
下降トレンドから上昇トレンドに変化したときなど
トレンド転換のタイミングも簡単に見つけることが可能です。
![トレンド転換](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59578022/picture_pc_61a3b2bc8d229ad1508bc73f39cdee79.png?width=1200)
このチャートの青丸のところで、トレンド転換が起きています。
この時のサインは、インジケーターの線の色が変化して、
インジケーターの線とローソク足が交差するタイミングになります。
BEST Supertrend CCIの詳しい使い方を説明したYouTube動画
TradingViewインジケーター解説一覧
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![TradingViewの使い方教室](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53879503/profile_ef9fc845ffd8d2e034f9a134a72968ee.png?width=600&crop=1:1,smart)