楽天証券で米国株投資をするときに手数料を安くする方法
まず皆さん、手数料を無駄に払っている可能性があります。
「あ〜そのことね、何のことか分かるわ」という方はこの後読まなくて大丈夫でしょう。それ以外の方は、無料記事なので是非読んでみてください。
※ここでは簡単のため1ドル = 100円として計算しています。
手数料は2種類ある
米国株を売買するときは手数料は2種類考えなければいけません。それは売買手数料と為替手数料(スプレッド)の2つです。
売買手数料
まず、売買手数料を見てみましょう。こんな感じになります。↓
1000ドル(約10万円)買ったり売ったりしたら5ドル(約500円)
2000ドル(約20万円)買ったり売ったりしたら10ドル(約1000円)
5000ドル(約50万円)買ったり売ったりしたら22ドル(約2200円)
かかる。(為替によって多少変わる)
まあいいですよね。
ところが、楽天証券の落とし穴(?)とも言える、「円貨決済」「外貨決済」問題があるのです。これ、気をつけてください。
為替手数料
次に、スプレッドとも呼ばれる「為替手数料」。これは、米国株を円で買う(買うときの円貨決済)、米国株を売って円にする(売るときの円貨決算)2通りで発生する手数料です。
試しに約定代金と為替手数料の関係を見てみましょう。↓
1000ドル(約10万円)を売買すると250円
2000ドル(約20万円)を売買すると500円
5000ドル(約50万円) を売買すると1250円
かかります。
売買手数料と為替手数料の合計
以上の売買手数料と為替手数料を合計すると下のようになります。↓
1000ドル(約10万円)を売買すると約750円
2000ドル(約20万円)を売買すると約1500円
5000ドル(約50万円)を売買すると約3500円
かかります。(為替によって多少変わる)
外貨決済にするだけで手数料を30%以上節約できる!
1000ドル(約10万円)を売買すると約750円→約500円(33%節約!)
2000ドル(約20万円)を売買すると約1500円→約1000円(33%節約!)
5000ドル(約50万円)を売買すると約3500円→約2200円(37%節約!)
外貨決済にすると、手数料を合計の手数料 --> 売買手数料だけにできます。為替手数料分安くできるのです。なので、高額の取引をしている人ほどこの方法は節約に繋がります!
更に注意点
以上は売買一回にかかる手数料なので、一つの銘柄を買って売る過程では2回分の手数料がかかることになります。
なので、売買両方の2回で計算してみましょう。
1000ドル(約10万円)を売買すると約1500円→約1000円(33%節約!)
2000ドル(約20万円)を売買すると約3000円→約2000円(33%節約!)
5000ドル(約50万円)を売買すると約7000円→約4400円(37%節約!)
かかります。
例えば1株100ドルの株を200株購入し、その後売った場合、円貨決済だと3000円の手数料がかかるのが2000円になり、1000円節約できるということです!!
だから、もしあなたが1ヶ月に20万円の株売買を5回行っていたら、1年では60回なので6万円の節約!になるということです。
デメリットはあるのか?
安くなるという良い面だけ見てきましたが、デメリットをしいて挙げるならば、
・いざ急に出金したい時にドルのままだと不便、出金する予定があるならばあらかじめ円に多少両替しておく必要がある。
くらいですかね。私はあまりデメリットは感じないです。
結論:外貨決済がおすすめ
数年単位の長期で株を保有するような人は気にしなくて良いかもしれませんが、1ヶ月単位くらいで売買するような人は絶対に外貨決済がおすすめです。
為替手数料は最初に円をドルに両替する時と出金したい時にドルを円に両替する時にしかかかりません。
是非お試しください。質問等あればツイッター(https://twitter.com/TradenEarning)の方にお願いします。
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