Pine Scriptの特徴(TypeScript経験者視点)
Pine Script Version5を基準にしています。
初期値を = で代入すると変数宣言
value = 1 // 変数宣言
= で変数宣言した変数はチャートの足ごとに変数値の履歴を持っており、
[]で過去の変数値を参照できる。
previewValue = value[1] // 一つ前のチャート足の変数値を取得
チャート足をまたいで変数値を保持したい場合は var で変数宣言する
var value = 0 // この初期化は一度だけ行われ、その後値は保持される
JavaScriptのconsole.logのようなデバッグ向け関数がない。値のデバッグにはplotで値をチャート上に出力してみるのが良い
plot(value, title='デバッグ', color=color.green, linewidth=1)
感想:凝ったコードを書くには向いていない
TypeScriptと比べると単純で頼りない言語仕様です。
残念ですが凝った複雑なコードを書くには向いていません。
ちょっとしたテクニカル手法をスクリプトで記述しバックテストをするような、学習や確認用の開発環境だと感じました。
なお私は普段、Visual Studio Codeというプラグラマー向けのソフトウェアで開発をしています。それと比べるとPine Scriptはとてもやりにくいです。
本職のプログラマー向けのPine Script開発環境が欲しいですね。