レンジを味方につければ力を貸してくれる!
こんにちはトレサクです、副業でFXトレーダーとして継続的に約3年程プラスαの収入を得ることに成功しています。
今回はレンジ帯についてお話したいと思います。
トレサク式ではトレンドフォローをおすすめしているのに…
なぜレンジの話しなのでしょうか?
そう思われますか?
それには大きな理由があります。
それでは始めましょう!
●相場の70~80%がレンジ相場
まずレンジについてですが、
どのようなものかは分かりますか?
このピンクの囲い部分がレンジと言われる相場ですが、
他に『ボックス相場』や『もみ合い相場』などとも呼ばれます。
このレンジなのですが、相場のどれくらいの割合があるか知っていますか?
・
・
・
その割合は相場全体の70~80%と言われています。
私は普段トレンドフォローの取引をおすすめしているので、
このレンジの割合を考えるなら残りの20~30%の中でトレードするしかないということになります…
割合でいけばトレードできる場所が少ないことになりますね、
なら、レンジ相場でもトレードすればいい!
そう思うところですが…
レンジ相場はそれほど簡単ではないのです…
●レンジ相場でのトレード
レンジ相場でトレードする場合、
レジスタンスとサポートを明確に見分ける必要があります。
ピンクの囲いを青のラインに変えてみました。
相場は下から上へ上昇の途中なので、上のラインがレジスタンスライン、
下のラインをサポートラインととらえていただければいいでしょう。
よくレンジ相場のトレードで商材として使われているのが…
★レジスタンスラインからの逆張り
★サポートラインからの順張り
★レジスタンスラインをブレイク後の順張り
★サポートラインを下方ブレイク後の逆張り
このようなトレードがよく売られている商材内容です。
あっ…
これじゃ営業妨害になりますかね(笑)
続けましょう!
●レンジ内のトレード
これを見ると確かにトレード出来そうですよね…
この画像のレンジでは値幅も45ピプスほどあるので何とかなるかもしれませんが、やはり私はおすすめしません。
後から見れば確かにレジスタンスラインからの逆張りもサポートラインからの順張りも成立しているのですが、いつもこうなるとは限りません。
例えば上の画像で赤の縦ラインのタイミングでチャート見たとしましょう。
左側を見るとレンジを形成していることが分かるのでレンジ内でのトレードチャンスをうかがいます。
さっそく価格が上昇しレジスタンスラインにタッチしたことから逆張りの売りポジションをとります、が…価格は下げることなく上昇し、あえなく損切り…
このようなことが考えられます。
●レンジ相場ブレイク後のトレード
ではレンジブレイク後にトレードするとすればどうか…
基本的にはブレイク後に押し目、または戻りをつけた反発からの売買がいいと思います、この時しっかりとレンジ帯に支えられレジスタンスラインがサポートラインに転換(レジサポ転換)していることが確認できれば売買チャンスと言えます。
この画像ではきれいに押し目をつけてレジスタンスラインがサポートラインに転換(レジサポ転換)していることが確認できるので買いのタイミングになります。
この画像でもレジスタンスラインがサポートラインに転換(レジサポ転換)していることが確認できますね、買いのタイミングと言えるでしょう。
では…
次のチャートではいかがでしょう。
●レジサポ転換がおこなわれてない
左に見えるレンジブレイクではレジスタンスラインがサポートラインに転換(レジサポ転換)していますが…右側のレンジではブレイク後に一気に価格が上昇しレジサポ転換がみられません。
これも同じように一気に価格が上昇しているためレジサポ転換が確認できません。
しかもレンジブレイク後の値幅は高値まで確認すると100ピプス以上!
この場合はトレードチャンスを失わないように、飛び乗りで買いポジションをとり利益をあげるのがおすすめ…
・
・
・
・
・
・
もちろんそんなはずはありません!
もうお分かりですね、ここではトレードチャンスはありません。
飛び乗りでトレードするようなことがあってはいけませんし、
ここ数回やっているシナリオやトレードプランに飛び乗りトレードなどはありませんね(笑)
特にこのようなレジサポ転換がおこなわれないレンジブレイクの場合、値動きの勢いが強いので…後からみると、ここでポジションをとっていれば…などと思うこともあるかもしれませんが…おすすめできません。
では、レジサポ転換がおこなわれないレンジブレイクではどうすればいいのかと質問されれば、トレードしない!と答えるしかありません。
今のあなたには…
思わせぶりですかね(笑)
ただ、今はレンジでトレードすることは考えなくていいと思います。
それほど簡単ではありません。
それでもあえてレンジトレードするのであればレジサポ転換後のトレード一択でしょうね、これはトレードプランに入れてもいいと思います。
あくまでもトレンドフォローをメインで組立て、値動きの薄い場合にレンジブレイク後のレジサポ転換でトレードに挑戦するのがいいでしょう。
●レンジはどこにでもいる
どの通貨でも…どの時間帯でも…どの時間足でもレンジは存在します。
相場のかなりの割合でレンジが発生します。
しかし、それも相場の大切な一部です。
嫌な存在でも、邪魔な存在でもなく、いて当然の存在です。
レンジはトレーダーの思惑からできます。
売り買いの攻防や様子見からレンジが生まれ、その後に大きな値動きが発生するのです。
無理をするのではなくレンジを味方につけて、
トレードにいい影響をレンジから見出してみましょう。
レンジがあなたに力を貸してくれるかもしれません!
それでは今日はこのへんにしておきます。
●お断り…
それでは最後に、いつもお伝えしていますが…
内容は私個人の見解を過去チャートから解説するもので確実な利益の保証をするものではないこと、実際のトレードにおける責任は一切負えないことを御理解ください。
FXトレード、投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分に考慮し、ご自身でご判断ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!