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15分足に警戒しながらのスキャルピング〜デイトレードを細かく解説【ゴールド】【FX】

今回は、全体的には売り優勢、しかし15分足は上昇トレンド中という局面でのトレードを行いました。

僕はスキャルピング〜デイトレにおいて15分足は割と大事な足だと思っています。

基本的にトレードをしているときは1分足を注視していますが、できるだけ15分足の方向感には逆らいたくありません。

特にゴールドにおいてはトレンドの継続力が強い場面があり、5分足、1分足で反転パターンが現れても15分足のトレンドに乗ってトレンド継続してくることも多々あります。

ただそういったこともトレード分析の中の1つの要素。
あくまで『1つの要素』でしかないのです。

今回はそんな15分足のトレンドに逆らったトレードを行いました。

なぜそんなことをしたのかというと、シンプルに『それ以外の根拠があったから』です。

勘違いされがちな気がしていますが、FXは1つの法則に則って行って勝てるものではありません。

複数の根拠をかけわせて総合的に分析することで優位な位置を取っていくことで最終的に勝てるものです。

(※僕の数万回に及ぶ過去検証より。ただし勝ち方は人それぞれなので、必ずしもこうではない)

なので15分足のトレンドに逆らいたくないというのもただの1つの要素。
他に根拠があれば4時間足に逆らったっていいし、1時間足に逆らったっていい。

そんな分析も含めて今回トレード解説をしていきます。

『〇〇というタイミングを待たなければいけない』

という凝り固まった考え方をほぐして、揺れ動くチャートに合わせた分析ができるようになりましょう!

いつも通りトレード記録として解説していきます。
今回は過去チャートからの練習トレード記録です。

それではいこう。

【成長記録】
⭐️トレード記録

※エントリー可能時間は
・8:50〜11:00
・20:50〜23:00
のみ

赤線:200EMA
黄線:75EMA
青線:25EMA

描画ライン重要度
赤→青→黄

チャート画像はチャート解説後に全て載せてます。

①⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎
✅狙い
8:50時点の環境認識は下記。
(必要な部分のみ抜粋して記載)

  • 4時間足上昇トレンド(レンジ気味)
    →長く意識されてきた200EMAをしっかり下抜け。
    →再度その200EMAまで接近。反転予兆。

  • 1時間足下降トレンド

4時間、1時間足
  • 30分、15分足上昇トレンド
    30分足で急下落→フラッグパターンが見える。(下抜ければ再下落予兆)

30分、15分足
  • 5分足下降トレンド(レンジ気味)
    →昨晩のCPI、FOMCの発表でボラ高め
    →上記により深いダブルトップ形成、かつそのネックラインを少し下抜け済み。(下落予兆)
    ※4時間足の200EMAに止められた形

  • 1分足下降トレンド(ほぼレンジ)
    →5分足ダブルトップネックラインに再接近中。
    →これを再度下抜けるか、上に反発するか注目の場面。

5分、1分足

環境認識をまとめると下記の通り。

  • 4時間足200EMAのレジサポ転換が起きそう(下落予兆)

  • 30分足で急下落からのフラッグパターンが見える。(下落予兆)

  • スキャルピングの方向性として重要視したい15分足は上昇トレンド(上昇継続予兆)

  • 5分足でダブルトップのネックラインを一度下抜けしている(下落予兆)

  • 1分足で上記のラインの少し上に位置している(反転上昇警戒ライン)


このことから下記の戦略を立てた。

  • 15分足の上昇トレンド継続には警戒しつつ、その他の根拠が強いので売りを狙う。
    →天底を攻めるトレードではなく、小さな値幅を確実に取るイメージで。

  • 1分足で見て、5分足ダブルトップネックラインを下抜けてきたら売りを入れる。


結果はどうなったのか。
見ていこう。

✅概要(エントリー、決済)
3発撃って、3回に分けた利確となった。
RR比はおおよそ1:1
事前のシナリオ通りの展開となった。

画像の先で詳細解説します。

トレード結果(5分、1分足)

【エントリー関連】
予定通り、1分足で見て5分足ダブルトップネックラインを下抜けてきたので売りエントリー。
その後2回上昇するも、再下落してきたので同ラインを下抜ける度に追撃。

損切りは5分足直近高値2327あたり。
最終利確目標は、5分足で見える急上昇前の安値。
上の画像にある直近安値ラインでの反転も警戒していく。

画像再掲

トレード結果(5分、1分足)

【決済関連】
1つ目は、上の画像の5分足にある赤丸(直近安値ライン付近)で長い下ヒゲ、そして強めの陽線が出たので利確。
その後再下落。

次は最終利確目標あたりまで到達してから強めの陽線が出たので利確。
まだ下落の勢いが強かったのですぐには反転しないと判断し、1/3は持ち越した。

しかしその後少し時間をかけて綺麗な三尊が完成したので、上昇反転orレンジ化を警戒して利確。


エントリーから利確までおよそ2時間のトレードとなった。


✅良かったこと
エントリーポイントが良く自信を持って入れる箇所だったので、追撃や保持をしっかりとできた。
追撃の数、場所共に最適だったと思えるし、大きな含み損を抱えることなく楽なトレードになった。

その後は10時という時間帯的優位性も働き急下落。

利確についてもポジションを分けていた分やりやすかった。
最初の利確は早めに確保。
そして残りの2つは適切な場所まで伸ばす。
複数ポジションを活かした立ち回りができた。

3つ目の利確についても、2つ目時点で全利確しても良かったが持ち越すという判断ができた。
思わぬ展開で更なる下落も期待できるほどの急下落だったので、持ち越したのはいい判断だったと思う。
結果的にも2つ目とそう変わらない位置で利確できているので、期待値は高い持ち越しだった。

✅反省
1つ目の利確も良かったとは言え、早すぎた感もある。
確かに反転の危険がある場所ではあったが、下ひげと陽線だけで判断するのは早すぎた。
環境認識的に、そして直近のプライスアクション的にも非常に微妙なところではあったが、もう2.3本のローソク足を見ても良かったと思う。

例えば1分足レベルでのとても小さなダブルボトムを待つとか、何回も下ヒゲで支えられ始めたとか、もう1段踏み込んだレベルでの反転を待っても良かったと思う。

もちろんあのまま反転するリスクも十分にあったので今回の場合必ずしも悪い判断だったとは言えないが、結果から見て早すぎたということなので反省する。
今回の売り優勢の中であれだけの急下落がある時にはプライスアクションをもう少し待つくらいの感覚が必要になりそう。

⭐️今日できたこと
FX検証1日分
振り返り

⭐️改善のためにできること


⭐️コメント(あれば)


4時間、1時間足
30分、15分足
5分、1分足
トレード結果(5分、1分足)

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