負けた後のチャンスを狙って損失を消すトレードを解説【ゴールド】【FX】
【成長記録】
⭐️トレード記録
※エントリー可能時間は
・8:50〜11:00
・20:50〜23:00
のみ
赤線:200EMA
黄線:75EMA
青線:25EMA
描画ライン重要度
赤→青→黄
チャート画像はチャート解説後に全て載せてます。
①⭐️⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
✅狙い
8:50時点での環境認識は下記。
4時間足上昇トレンド。
200EMAをしっかりと下抜く。
前回安値付近(2275あたり)で1度反発。1時間足下降トレンド転換直後。
前回安値付近(強い反転根拠ライン)まで接近。
30分足、15分足下降トレンド。
30分足前回安値付近(強い反転根拠ライン)に接近。
5分足上昇トレンド。
下降フラッグ(上昇予兆)形成。
※下降トライアングルにも見える。1時間足(30分足)前回安値まではあと少し距離がある。
1分足レンジ。
ここまでの環境認識のポイントをまとめるとこうなった。
1時間、30分足レベルでは前回安値ラインを下抜け後に再度前回安値付近に上昇接近しているので、反転売りを狙いたいところ(画像参照)
5分足まで落とすと、上記ラインまであと少しあるのでそこまでの買いを狙いたいところ(先ほどの画像の通り)
このように長期足と短期足で相反する環境認識となった。
そのため下記のように戦略を立てた。
5分足で見える下降フラッグ(上昇予兆)の上側ラインを上抜けたら買い
5分足で見える下降トライアングル(下降予兆)の下側水平線を下抜けたら売り
このようにどちらのチャートパターンが決まってくるかを待つことにした。
それによって5分足レベルで決着のついたほうについていく方針とした。
ただ下降フラッグ(上昇予兆)のほうが形としてはきれいだったので、そっち側のほうがいいなあと思っていた。
それではどういう結果になったのが。見ていこう。
✅概要(エントリー、決済)
結果的に2回のトレードとなった。
最初に買いパターンが来て買い。
次に売りパターンが来たので売り。
それぞれ
買い→負け
売り→勝ち
という結果になった。
まずは1回目のトレード(買い→負け)から見ていく。
こちらはシンプル。
予定通り下降フラッグ(上昇予兆)の上側ラインを上抜けたのでエントリー。
しかしこのエントリーは早すぎたようで、市場はまだラインを抜けたとは認識していなかった。
※斜めラインは人によって引く場所がずれやすいのでもっと慎重になる必要があった。
そこから10時という時間帯的反転根拠も加わり、一気に下落。
下降トライアングル下限を割ったところで損切りした。
※2回目のトレードはこのトレードの反省後に書きます。
そっちがこの記事のメイン。
✅良かったこと
損切箇所はよかった。
そこを抜けたらさすがに売りに傾くほうが自然だよね、というラインに正しく損切を置けた。
その後の展開としてやはり建値まで戻ってくることはなかったので、想定損切ラインが適切な位置だったと思える。
✅反省先ほどの
エントリー判断が早かった。これに尽きる。
斜めラインは人によって引く位置にずれが生じやすいのでもっとしっかりと抜けを待つべきだったが、目標利確ラインが近いこともありRR比を気にして早めの攻めたエントリーをしてしまった。
(このまま上昇に伸びるとすると早めにエントリーしないと損切が遠く、利確が近い、損大利小の状態になってしまう。トータルで勝つのが難しくなってしまう。これを気にしすぎてしまった)
環境認識としてはどっちつかずの状態だったので、攻めたエントリーをすべきではなかった。
②⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎
✅狙い
先ほどに続いて2回目のトレード。
大まかな環境認識は全く同じ。
ただし短期的な環境が少し変わった。
先ほどのトレード時の値動きによって、下降トライアングルが完成した。
つまり売り優勢に傾いた。
すでに1時間足前回安値付近まで接近していたこともあり、ここから大きく下落することも期待できる場面となった。
それではどういう結果になったのか。
(さっき画像で見せたが…笑)見ていこう。
✅概要(エントリー、決済)
下降トライアングルが完成する時点では先ほどの買いポジションを持っていたのでエントリーできなかった。
そのため一度下抜けした後の戻しを待ってエントリー。
損切ラインは先ほど買いを入れたところの少し上2313あたり。
最終利確目標は15分足の前々回高値(2300キリ番)あたり。
下落の勢いによってはもっと狙えそうだが、時間的にも東京市場の午後に入ってくるところでレンジ化しやすい傾向なのでそのあたりでの利確を狙っていった。
結果は下記の通りとなった。(すでに出している画像の通り)
エントリー後は順調に伸びて、最初こそ少しだけ含み損タイムが発生したが結局ガッツリと下落。
そこからは最終利確目標ライン(下側黄色線)まで伸びたので半分利確。
やはり下落の勢いが強かったので半分は持ち越すことに。
しかしなかなか抜けられず、トリプルボトムが完成しそうになった、かつ、お昼の時間になってきたのでネックラインを上抜けたところで利確。
その後はやはり値幅の小さいレンジを形成した。
✅良かったこと
2回目については何ら問題なかった。
まずエントリーについては、1回目トレード後にすぐ入ると不利な位置だったので戻しを待った。これはいい判断だったと思う。
そして利確についても環境認識通りの場所で反転してきたので正しい環境認識ができていたと思える。
✅反省
2つ目の利確については少し反省。
15分足前回安値という強めのライン、かつ2300というかなり強いキリ番ということもあり、これらを簡単に抜いてくることは考えにくい場面だったと思う。
ただその認識が当時はなかったので、単に「下落強いな。下抜けるか?」というくらいの考えしかできてなかった。
抜くにしても15分足で認識できるレベルのレンジかチャートパターンが出てから抜けるほうが自然。
にもかかわらずスキャ~デイレベルでそれを下抜くことを考えた。
この考えは甘かった。
ちゃんとラインの強さを認識できていれば分割決済せずに全利確できていたはず。
⭐️今日できたこと
FX検証1日分
振り返り
⭐️改善のためにできること
自分が引いたラインが何のラインであるのか、忘れがちなのでトレードに挑む前にすべて確認する。
これを徹底。
絶対やる。
毎回やる。
甘えは許さない。
⭐️コメント(あれば)
今回は負けた後に逆方向にエントリーをする、いわゆるドテンをしました。
ドテンというのは環境認識、エントリータイミングを見誤ると両方負け。往復ビンタを食らう可能性がある危険なトレードです。
でもそれも1つのトレード。
「ドテン」としてトレードするのではなく、それぞれを1つのトレードとして認識してやれば、いつものトレードと何ら変わりないのです。
「1回負けたから逆方向へエントリーする」のはドテンです。
そうではなく環境認識的に、またはチャート形状的に逆方向の勢力が優位になってきたからエントリーする。のであればそれはただの2回目のトレードです。
ドテンではありますが、根拠を持ったドテンというわけですね。
ドテンは悪でもないし、正義でもない。
使ってもいいし、使わなくてもいいんです。
ただ大事なのはエントリーするに値する根拠が揃っているか。
ドテンに関わらずトレードというのは常にこれが大事です。
手法や勝ち方は人それぞれですが、勝っている人ならだれにでもエントリーシグナルや売買根拠があるはずです。
そういった分析ができていれば負けた後にすぐドテンしても勝てるし、
分析ができていなければ運ゲーとなります。
手数料がかかるので運ゲーを繰り返していたら資金が減っていきます。
繰り返します。
大事なのはエントリーするに値する根拠が揃っているか。
ちゃんと根拠を持ってやっていれば、50%/50%の運ゲーから『55%/45%の勝ちゲー』にできます。
それができれば勝ち組です。
やればやるほど資金が増える。
負けてもいいんです。
僕も当たり前のように負けます。
ただ負けが少なかったらいい。
それだけで勝てます。
(RR比1:1の場合の話)
それを実現するためには勉強と練習です。
FXにかける努力は将来を見据えるとコスパいいから。
今この画面を見て学んでるあなたの行動はとてもいい選択です。
一緒にがんばりましょう。
僕も日々精進。自分の武器をもっともっと磨きます。
今回は以上です。
画像集