見出し画像

米国留学する際の準備事項③(保険、スマホ契約)

2021年に米国New Yorkのロースクールに留学した際に日本でやった必要事項を備忘録的にまとめました。全ての項目が網羅されている保証はなく、2023年時点で変わっている項目もあるかと思いますが、準備の際の参考になれば。

弁護士事務所所属の弁護士がロースクールに留学した前提でのToDoリストになるので、(特に税金周り等は)企業派遣で留学される方とは違うかもしれません。

他のパートはこちらです。

⑩海外旅行保険への加入

留学先の学期開始後は留学先で指定された健康保険に加入することになるため、別途留学保険に加入する必要はありませんが、米国渡航後~学期開始までの間は無保険の状態になります。そのため、学期開始までの期間をカバーする海外旅行保険に加入する必要があります(アメリカの医療費は冗談じゃないほどに高いので、転ばぬ先の杖として加入しておくことがおすすめです。)。

海外旅行保険の比較サイトはいろいろあるので、保険料や補償内容を見て適当なものを選べばよいと思います。

⑪インフラ関連 - 日本のモバイル回線契約

日本の住居の電気・水道・ガスを止めるといった引っ越しの際に普通にやる事項に加え、やらないといけないのは日本のモバイル回線の契約見直しとアメリカのモバイル回線の新規契約です。特に後者は日本にいる間にできるところまではやっておいた方が絶対に良いです(Google Map等が使えない状況でアメリカの街に放り出されると高確率で詰みます。)。

Docomo/auといった大手キャリアの回線を契約している場合には、基本料金だけでそれなりのコストがかかるため、(元の携帯番号を維持しておくためにも)格安キャリア(MVNO)にMNPしておくのがおすすめです。

個人的なおすすめは楽天モバイルで、月1,000円程度で回線を維持でき、Wifiがあればアメリカから日本へも楽天Linkアプリを使って無料で通話可能です。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/international-call/

大手キャリアの中でSoftbankは、アメリカでも通話/データ通信可能なので、(若干料金は高いですが)そのまま持っていくのもありかもしれません。ただ、アメリカの携帯番号を持っていないと利用できないサービス等も散見されるので、いずれにせよアメリカのモバイル回線は契約した方がよいと思います。

⑫インフラ関連 - アメリカのモバイル回線契約

アメリカのモバイル回線を日本にいる段階で契約+SIMカードまで受け取れるサービスとしては、Amesmaがあります。周りでも利用している日本人留学生はそこそこいた記憶です。

確かに便利ではあるのですが、やや料金が高い(データ通信容量無制限だと50ドル~)です。日本国内への通話無料なのは良いですが、上記の通り楽天モバイルやSoftbank等の番号を持っているのであれば特にメリットにはなりません。

おすすめは日本国内にいる段階で直接アメリカのMVNOと契約することです。自分のスマートフォンがeSim対応であれば(最近のスマホは比較的対応している機種が多いはずです。iPhoneならiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降はeSim対応しています。)、Simカードを受け取らなくても到着空港のWifiを使って手元のスマホだけでモバイル回線のセットアップも完了できるので、直接アメリカのMVNOと契約した方が良いと思います。比較サイトなどでいろいろなモバイル回線業者が紹介されていますので、金額等比較して選ぶと良いと思います。

個人的なおすすめはvisible(Verizon回線を使っているMVNO)です。アメリカでは旅行等で都市の外にでるとキャリアによってはすぐに圏外になったりします(特にSprintはサービス提供エリアが狭いです。なお、一部の国立公園のようにどのキャリアの通信も通じないようなエリアもあります。)。Verizonはサービス提供エリアも広く、通信速度も割と早い上に、利用料金も30ドル程度と比較的安いのでおすすめです。

紹介者/被紹介者とも$20offになるReferralリンクは以下です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?