セミとスリッパ
セミが道端で裏返っていて、
夏が来たと思います。
動かないと思ったら、
急に飛ぶから驚きました。
最近の僕はずっと裏返ってます。
変化のない日常も、
急にどっかにぶっ飛んじゃえばいいと思います
うるさいのはセミじゃなくて、
うだうだと夏に文句をつける僕かもしれません。
文句もつけるし、クーラーもつけるし。
でも、セミは大声出しすぎですよね。
涼しい部屋でゴロゴロ裏返っている僕は死んだ蝉かもしれません。昔はもっと大声で夏を生きていた気がします。
夏とは関係ないんですけど、
スリッパを履く人、履かない人って。
なんか、大きくふたつに分けれる気がします。
良い悪いとかじゃなくて。
どちらも必要な人間で、
大切な感性なんですけど。
僕は他人を家にあげる時は、スリッパを出します。
それは、家の中が汚いかもしれないから来宅者を思ってのことなのか。
外から入ってくる人に、自分の家のフローリングを踏ませたくないからスリッパを履かせるのか。
どっちなんですかね。自分でも分かりません。
そういうものだから、考えることをしていません
どっちの意味も孕んでるのかもしれないですね。
スリッパは裏返ったら履けないけど、
セミは裏返った蝉でも夏を感じさせてくれます。
なんなら、抜け殻なんて見つけた時には
もう夏です。
明日は三ツ矢サイダーじゃなくて、ラムネを飲んでみます。強炭酸で、マンネリ化した日々をぶっ飛ばして欲しいものです。
あー 暑い。
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