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フィルムセットに手こずる【謎のMF-2 Super】

昨日投稿した記事でご紹介した謎のMF-2 Super。

早速フィルムを入れて撮ろうと思ったのですが、この個体にはちょっとクセがあり、10分ぐらい試行錯誤してやっとセットできました。

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フィルムを入れて引き出して蓋を閉じて送りレバーを引くと、爪がフィルムの穴に引っかかって引き出してくれてセット完了、となるはずが…「ガリガリガリ」と、爪が引っかからず空回りしている音が。

よくよく観察すると、背面蓋の裏側のこいつ。

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こいつを横から見ると傾いています。

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これは触るとバネのようになっています。なんて名前の部分なんだろう…。バネが傷んでしまっている(?)ようで、なんかガバガバです。本来ならこれがスィルムを押さえて巻取り機の爪に引っかかるはずなのに、浮いて空回りしてしまうようです。

このバネの部分を修理しないといけないのか…?と冷や汗をかきましたが、結局背面のこのへんをぎゅーっと押しながら送りレバーを引くことで解決しました。笑

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巻取りハンドルがフィルムと連動して動いているのを確認したのでフィルムセットには成功したようです。きれいにオーバーホールされた完動品しか使ったことが無かったので、ほんのちょっぴりですが仕組みを観察して試行錯誤して良い経験になりました。

この背面蓋裏のガバさが撮像にどんな影響を及ぼすのかは未知数です。もしかしたら歪んでしまうのかもしれません。しかし、せっかくフィルムをセットできたので意気揚々と写真を取りに行きました(この写真はスマホで撮った写真)。

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MF-2 Superだとどう写るのか、背面蓋裏の浮きがどう影響するかしないのか。楽しみです。

使ってみた感触は、フィルム送りがレバータイプなのが楽しい。カリカリ回すタイプより手が痛くならなくて良いですね。素早くできるし。シャッター音も程よくチープで小気味いい音がします。そして手軽さが良い。悪く言えば写ルンですと同じですが、絞りもシャッタースピードも気にしなくて良い手軽さは、久々にカメラを手に取った私にとってはリバビリにちょうど良いです。

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