日経225先物・オプション戦略〜統計学でSQを攻略する〜(1.SQ値の重要性)
1.SQ値の重要性
日経225は日本を代表する株式225銘柄から構成される株価指数のことで、先物やオプションなどの商品が存在し、日々活発に取引されています。個別銘柄と異なり、取引参加者が多いため、様々な思惑で日経225は変動します。
日経225先物・オプションには、取引の期限が定められており、SQ日に強制的に建玉が決済されます(SQ:特別清算指数・Special Quotation)。
3、6、9、12月の第2金曜日はメジャーSQと呼ばれ、それ以外の月の第2金曜日はマイナーSQと呼ばれます。
SQ値は売買参加者が取引した結果によって決定する数値であるため、この値を制することが、日経225の値動きを制することにも繋がると考えます。
「日経225先物・オプション戦略〜統計学でSQを攻略する」では、主に日経225先物・オプションの過去のSQ値について話していきます。製造業の品質管理ではTQCと呼ばれる活動が盛んですが、そこでは統計的な手法を駆使して、現場のあらゆる問題を解決している事例が沢山あります。これらの統計手法を活用しつつ、SQ値の値動きを分析し、将来の売買戦略の構築に役立てていく内容となっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?