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だれも責任をとらない社会の作り方

スウェーデンにきて毎回考えさせられるのは、日本では社会的に地位が高い人さえも、まっとうな社会のあり方を想像できていないのではないか、ということ。その真相は不明だけど、一つ確かなのは真っ当な暮らしができる国が、確かに同じ地球上にあるということ。

こういうこというとすぐに「北欧礼賛主義!」と声を荒げる人がいる。北欧礼賛主義だと唱える人は、白vs黒、日本vs 海外(北欧)、メリットvsデメリット、で物事を捉える傾向にある。「はい論破〜!」が好き。あと140字以下の短文を拡大解釈して、噛みつこうとする。熟議をしたことがないのかも。

日本の正解・不正解を暗記する教育では、こういう思考になるし自分もそうだった。ワイドショーは弾丸トークで「はい論破!」を求め、仮想の「敵」をでっち上げ総攻めに。こうして僕らの解の出し方は、誰もが責められない「消去法」へ。

ついには、誰も何も決めないで責任をとらない社会へと‥

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たっぺい
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