ギリギリ行動
私という人間は、課題があったらギリギリまでやらないタイプです。
子供の頃から夏休みの自由研究も最終日まで追い詰められないとやらない。
その最終日でさえも、午前中からは始めない。
本腰入れて始めるのは、お昼ご飯で満たされて、ちょっとまったりしてからの14時、15時頃からなので、その時間から出来るものは、限られてきます。
今も記憶に残っている子供の頃に自由研究として作って提出したものは、ガラス瓶の中で、ゆらゆら揺れるモービル飾り。
竹串と糸を使ってバランスを取りながら、小さな可愛い船や車など色々な形をした洒落てるマカロニ(茹でてない)を吊るして、瓶の中に入れて、ガラス瓶のキャップに小さく穴をあけ、そこに糸を通して止めて完成です。
まあまあ上手に出来ました。ですが、地味でした。
もう一つ、鮮明に覚えているものがあります。
小学校4年生の時に、同じく最終日に追い詰められながら作った貯金箱。
ガラス瓶と紙粘土を使って作りました。
空になったガラス瓶て、特に用途が決まってなくても、いつも家の何処かに取ってあったりするものですよね。
時間は限られてるので(自分の怠けのせいで)、新たに材料を買いに行って選んだりしてる時間はないのです。
ガラス瓶の周りに紙粘土を張り付けていき、華やかなドレス姿の可愛いお姫様のようなイメージで人形を作っていきました。
紙粘土が乾いたら、赤や青や黄色の絵の具でカラフルに色を塗って完成させました。
自分的には、そこそこの出来でした。なんせ時間が少なくて雑になってしまった感がありました。
その学校に提出した貯金箱は、後日、郵便局主催か何かのコンテスト(?)で、入賞しました。
入賞のお知らせは担任の先生から、教室のみんなの前で知らされたのですが…
タイミングが最悪でした。
保健室での身体測定で、うるさく騒いでいた者として名前を挙げられ、教室の一番後ろで、床に正座させられ反省させられていた時でした。(反省はしてませんでした。うるさく騒いだ覚えはない。濡れ衣だと思っていたので。)
しかし、その時の貯金箱が入賞したことが、潜在的に成功体験として刻まれてしまっているのでしょう。だから未だ、何事もギリギリまでやらない。それでも、どうにかこうにか結構いけるんじゃない︎ ⤴︎ と、調子に乗っているのでしょう。
いつか痛い目に合うぞ。