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~PINK デビュー30周年企画~「PINK BOX」全曲クロスレビュー(9・終):番外編2「PINK楽曲ベスト10カウントダウン」

 性懲りも無く続くこのシリーズでしたが、これで本当の終わりです。最後は私(@tpopsreryo)と@junnoviさんでPINK全楽曲からベスト10を決める、ではなくてただただ好きな楽曲10曲をカウントダウン方式でぶつけ合うというとりとめのない企画です。全曲レビューの後なので、もうお腹いっぱいという意見もあるかと思いますが、そこはもう音楽バカのたわ言ということでお許し下さい。我々、ランキング付けが好きなんですよw
 それでは、本当のラスト、PINKベスト10カウントダウンの始まりです。
(なお、カウントダウンは両者が交互に発表し合いますので(しかもどちらが先に来るかわからない・・)、大変見にくくなっております。まあ最後にまとめますのでご容赦ください。)


tpopsreryo第10位:「ISOLATED RUNNER」

@tpopsreryo:
のっけから違いを出しますよw やっぱ好きなのよこのベースが。しっかり8小節で収まってる感バリバリのあの感じが。そしてリフレインも嫌いじゃない。嫌いじゃないのw

@junnovi:
あぁもう。勘弁してほしいw でもね、あの全曲レビューから以降も何度か聞き返したんだけど、好きな人が多い理由も分かるなぁと。結構前のめりなスピード感があって、そういうの意外とPINKについてはないしね。

@tpopsreryo:
うん、やっぱり走りたくなるしね。あれを聴きながらランナーズハイになれるのかな、と。そしてそれを試したことはない。結局試す気もないけどw

@junnovi:
だってさ、よくできてると思うもんこの曲。私が嫌いな理由というのも、余りにに安直な英語の歌詞の部分と歌詞の世界観くらいだもの。楽曲そのものに限定したら、結構聴き応えあるし良い曲だとも思うね。ってエラソーw

junnovi第10位:「Naked Child」

@junnovi:
今回の企画で、順位が下がってしまったんだけど、それは他に素晴らしい楽曲があったからで、それは追々とw

@tpopsreryo:
ゲッ!まじっすか。それが10位?あんなに気に入ってたのにw

@junnovi:
だって、昨日のツイッターでも書いているんだけど、好きなものって、好きだからこそ接する機会や頻度がどうしても増えるやんか? そうするとどうしても好きである内容や方法というかが変遷するように思うんですわ。ただこの曲についてはそういうニュアンスというより、他がw
この曲のシンセの音。スプレーをあたりにまき散らしまくってるような音あるでしょ。あれがね、昔から余り好きじゃなくて実は。それをも凌駕するスピード感がたまらなかったんです。もちろん、今でも好きやで。『PSYCHO-DELICIOUS』を代表する楽曲やと今でもその評価は変わらないし。

@tpopsreryo:
でもああいうひきつった音色はホッピーの色だしなあ。こっちの10位も結局はスピード感というか疾走感なんだよね。奇しくも10位はアプローチは違えどもテーマは同じだったみたいで実に興味深い(2本指を眉間に当てながら)。

@junnovi:
あ~も~ホンマ今回の一連のやり取りや聴き直しの中で特に強く感じたことは、シンセの好きな音色が、変化してることを自覚したことかも。かつては結構分かりやすく色を添えるシンセワークばかり気が向いていた気がする。


tpopsreryo第9位:「青い羊の夢」

@tpopsreryo:
また光の子からかw いやこれこそがなんかPINKでありそうでないような、フワッとした立ち位置の曲なんだよね。でもこの後期PINKのLIVEバージョンかっこいいなあw

@junnovi:あ、この動画今回のBOX入手する直前に見たよ~。結構興奮したよ。この動画を見て私も評価を見直すことになった。ま~でも私については、20年余りの評価を覆すまでのインパクトにはならなかった。この曲も錆の部分がガマンできませんw

@tpopsreryo:
まあこのバージョンではなくてオリジナルとしての評価ですけどねw この煮え切らないサビが好きなんですけどねえ。やはりリフレインがダメなのかw

@junnovi:
この曲って、PINKには珍しく、どこかお祭り騒ぎな感じがあれへん? 悪くないと思うで。ってまた何様発言w でも好きちゃうねん。福岡ユタカにとって歌詞は遊びの世界なんだろうけど、もっと工夫して欲しい。すぐに吉田某に任せないでさ。ってまたまたエラソー発言。
「わししつかんだ~!」が耳についたりして、頭に残って、聴き終った後になっても、一人口ずさんでるのに気が付いてつらいんよw

@tpopsreryo:
とはいっても「青い羊の夢」は福岡作詞なんですがw ご存じだと思うけどワタシは歌詞については門外漢なので、結構どうでもよかったりするw 福岡ユタカはワタシにとってはメロディメイカーだなあ。

@junnovi:
そ。作詞作曲両方の才能を持った人って中々いないと思う。ホッピーの音色選びと並んで、今回強く思ったことのひとつは福岡ユタカはメロディメイカーっていうことを理解したし、そうであって良かったと。

junnovi第9位:「人体星月夜Ⅱ」

@junnovi:
これは名曲やんね。スロー系は世間では色々高評価の曲が多いけど、私はこの曲がベスト。しつこくないし自己陶酔感ないし、何より孤立感ないしw サビの1か所コードが狂うところは、音楽的語法や才能というかセンスという言葉でしか説明できないと思う。

@tpopsreryo:
ああ、そこ来たかw この曲は宇宙なのがいいんだよね。バラードって相も変わらず苦手なんですが、こういうコズミックな広がりがあるのはまた別なんだよねえ。コード狂うところ、確かにあるなw

@junnovi:
センセと同じという訳じゃないけど、私も福岡ユタカに期待する楽曲の種類はバラードじゃないです。スロー系はどちらかというと本人の自覚は知らないけど、決して相性が良いとは思わない。どこまでもポップにアグレッシブに攻めてこそなんぼやと思う。
あと、やっぱりこの曲については、歌詞が音世界を邪魔してないというところも好きなポイント。そしてバンド初期の作品だというのに、何とも長い呼吸を感じさせるコズミックさが素晴らしいw

@tpopsreryo:
同意ですね。アグレッシブな中であの狂気なヴォーカルスタイルが活きるというか。本来言葉のリズムで攻めていける人ですからね。

@junnovi:
セ、センセ!「狂気」って(爆笑)!!! そうだよね。そういう個性を本能と才能の赴くままに、理性などが歯止めにかかることなく、そのまま露呈する潔さに胸がすく思いなんですよねw

@tpopsreryo:
まああのアルバムの他の曲が結構濃い感じなので、最後にこういう曲があると安心しますよね。ではやっぱり長くなりそうなので8位いきましょうか?w

@junnovi:
長なるねぇ~w どしてやろねぇ~w じゃ8位お願いします。


tpopsreryo第8位:「ROLLING STONE」

@tpopsreryo:
今回ははっきりいってラストアルバム「RED & BLUE」を再評価するため、に尽きるわけですが、やっぱりこのリズム感。ギターと言葉の絶妙な跳ね具合が、実に良い。

@junnovi:
う~わ!センセ、低すぎるわw せめて三役に入れたってよ~w いや~それにしても「これがPINKで良いのか」という当時のリスナーや関係者が揃って抱いたであろう違和感というか反発は十分に想像できるなぁ。

@tpopsreryo:
いやいや、せっかくのベスト10なのでここは結構ひらた〜く見てますよw まあこの曲はもっと上に上げたいんだけど、PINKというバンドということも考えて、ね。だってこれ、PINKじゃないしねw

@junnovi:
この曲を聴くことで得られる解放感は中々だと思う。ますますアルバム「CYBER」が霞んでいくんよw ♪ラァ!
さすが冷静ですね。私は今回も思い入れたっぷり、客観性ゼロで攻めますんで、センセかばってね、世間の風からw って吹かないだろうけどw

junnovi第8位:「Doctor D-Rock」

@junnovi:
この曲についてちょっと言い訳すると、本当なら「Naked Child」の方が元々好きなんだけど、未発表音源だったREMIXとのセットという裏技の掛け合わせでの8位になりました。こういうのもアリ? ちなみに単独なら10位圏外です。残念!

@tpopsreryo:
おおっ!CYBERから入ってるw まあこれもスピード感タイプっていうかダンサブルな曲ですよね。確かにREMIX良かったねw 原曲も壊さずに必要な音をちゃんと粒立ちさせていて好感持てるミックスだったと思いますよ。

@junnovi:
イヒヒ。でもね「CYBER」もう今は全然聴いてないよ~。悪くないんだけど、聴きたいっていう気にもならんねんなぁ。なんやろねぇ。
この曲のサビ聴いてると、知らんけど、福岡ユタカが頸椎切れるんちゃうかっていうほど、頭ブンブン振り回して歌ってる姿を勝手に想像してしまうんよw ということで、次行きましょう!

@tpopsreryo:
頸椎w では7位いきます!


tpopsreryo第7位:「LOVE IS STRANGE」

@tpopsreryo:ほんとにこの曲いやらしいベースしてるわ。なんでこんな唸るベースラインにしたのかなあ。サビ前の「round round・・」のあたりが妙にロマンチックでいいのよね。

@junnovi:
この曲についても本当に惜しく10位圏外になってしまった。中々聴きどころのある曲やと思うし、ベースほんまヤラシイわw あと私は圧倒的な存在感を放つ福岡ユタカのサビのつばきいっぱいまき散らしてる感じとか、狂ったようなユニゾン部分とそれを継承するシンセが!

@tpopsreryo:
おっと圏外か・・。まあPINKに欠かせないと言われる福岡の声+ベース+シンセが絶妙なマッチングを見せている曲なので、これは入れときたかったんですな。
あとやっぱり間奏の声とシンセが混ざり合うフレージングがセンスあるなあっと。そして最後の止めようとして勢いで止まらないよ〜漏れちゃった的なフェイクに笑っちゃうなあ。こういうとこ好きなんですよねw

@junnovi:
あるある!www そのちょい漏れフェイク!(爆) 来たねぇ~センセ。今日一番の笑いかもw

@tpopsreryo:
だって、あのだだ漏れフェイクってなくてもいい部分やん? こういう無駄な部分を残しておくっていうのがいいんだよ! しかもなんとも微妙な音階だし、そこがさらにだだ漏れ感を助長させるというかw

@junnovi:
わかるわかる。この曲って結構最初の方は均整がとれてるという感じやけど、1回目の「ピーマンワン!」くらいから暴走が始まって、怒涛のユニゾン、そしてちょい漏れフェイクに、竜巻のような終わり方だもんね。あ~何で圏外にしたんだろ俺w

@tpopsreryo:
ピーマンワン!ってw でも終わり方はしっかりジャン!で終わるんだよね。あんなゴチャゴチャっとしたカオスな最後なのにしっかり締める。そのあたりにあの楽曲の完成度があるんだよねえ。

@junnovi:
逆に感謝です。この曲は入れたかったもん。コメントができて良かったよ~。ホンマあのユニゾン、ンコきばりたくなるもんw 名曲名演やなぁ。

junnovi第7位:「Secret Life」

@junnovi:
自分でも良く分からんのやけど、OPの音色がマダム・ヤンとか清朝チャイナをイメージするんです。そこがシュールで好き。イケイケどんどんっていうのでなくても、自分らの音楽はこういう風にも表現できるねんっていう好例やと。って説明になってない?

@tpopsreryo:
おお〜シブいっすねw あのオリエンタルな世界観はPINKらしいというか洋物では決して出せない匂いですよね。この曲はPINKが日本のバンドというのを痛感するんですよ。あの1stもこの曲があるだけでボトムが出来上がってる感がある。重要な曲ですよね。

@junnovi:
そうやねん。案外この曲とラストの曲がなかったら、おんなじ様な楽曲が並んでしまって食傷気味な作品になってたかもしれない。結構メロディ展開も好きやねん。マンダラ~。インシャラ~。
あとこういうタイプの曲が1枚目で既に完成形として収録されているということ自体も評価プラスになりました。これから開かれていく未来と、未来への憧れとがどこか匂いのように感じさせる期待感がいいんですわ。

@tpopsreryo:
そういえば1stには未来とか期待というテーマを感じてたって言ってたよね。確かにあれほどの完成度の作品であれば、いやがおうにも期待感に溢れるってもんですよ。ではそろそろ6位にいきますか?

@junnovi:
はい6位ヨロシクです。だってさ~「ピーマンワン!」って、あれ絶対に言ってるもんw


tpopsreryo第6位:「砂の雫」

@tpopsreryo:
デビュー曲ですね。これは緊張感があるっていうか、既に世界が出来上がってる中でのテンションの高さがいいんですよ。これの英語バージョンがあるけど個人的には日本語がいいなあ。こういうメロなのでやはり日本語のリズムが合うと思うんです。

@junnovi:
お!意外な所からの。でもさこの「Daydreams Tracks」っていい曲多いと思う、カバー以外w この攻撃的な所とか、聴き応え抜群やと思う。それに2nd以降に散見される不必要なまでの繰り返しもなく、潔くってメリハリが利いてて良い曲だよね。これも惜しくも10位圏外でした・・・。

@tpopsreryo:
不必要なまでの繰り返し・・・w 結局そこなんだね、おもしろいわあw 「Daydreams Tracks」は初期楽曲集という位置づけなんだけど、あれはリマスターして良かったんだと思う。なんか中途半端に出した作品だったんで、しっかり聴けて良かったなあ。

@junnovi:
あれま、物足りないん、センセ? あっさりしててええ感じやねんけど。って思って聴いたら、確かに尻切れトンボやね。訂正。言いたいことを言うだけ言ったらあとはさいなら~って感じな奴ってたまにいるけど、あれと同じなんやろか?オイオイw

@tpopsreryo:
うん、あれも実はちゃんとエンディングつけて終わった方が良いと思ってる。最後にもうちょっと見せ場を作ってくれればランクはさらに上がっただろうね。

junnovi第6位:「光の子」

@junnovi:
今回アルバム「光の子」を穏やか~に再評価することになったけれど、それまでの20年はずっとこの1曲だけで持ちこたえてきた。その長年の労をねぎらってw やっぱり「オオオ」と言うか「ワワワ」と言うか、のっけからすごいコズミックなんがたまらんねん。

@tpopsreryo:
その曲もうちょっと上に来ると思ってたわ〜w 20年せっかく頑張って来たのに、微妙なランクw これはドラムの響きもいいよねえ。矢壁アツノブっていいドラマーだと思うよ。間違いなくあの個性的な面々の屋台骨を支えてたのはあのドラム。

@junnovi:
あ、それ思う。矢壁って決して目立とうというスタイルの人ではないんだけど、上手く良い感じだしてるなぁって今回の一連の企画で思った。じゃあ、それまでどうだったんだってことになるけど、世間が言うほど私はあまり良いと思ったことがなかった。でも私が間違ってましたw

@tpopsreryo:
まあ程よい粗さもあるんだけど、PINKのスピード感は彼が演出していたと言っても過言ではないし、PINK以外にもPINKの面々がサポートしていた他のアーティストの楽曲でも非常に良い音を出していた。当時のタイトなスネアの音にもマッチしていたドラマーでしたね。

@junnovi:
あと私はどうもハンドクラップの音が、いくら現物の音からかけ離れていても、そういうテイストのある破裂音がかなり好きなんです。大江千里にもあったよね、右に左にウロウロするハンドクラップの連打。聴いてて気持ちいいんです。

@tpopsreryo:
え?accessのムーンシャイダン、バーーーンッ!じゃなくて? いわゆるスラップ音っていうんですかね。叩くというよりはひっぱたくみたいな音。非現実な音、大好物ですw

@junnovi:
イヤッ!w AXSをここで持ち出すんすか?!w ゲラゲラ。あれはね、名作なんですよ。ダーンでもバーンでも良いです。とにかく現実離れしてるような物を叩く音。良いよねぇ~。
ほなセンセ、後半戦、やっとですけど、行きましょうか!


tpopsreryo第5位:「ベルリンは宇宙」

@tpopsreryo:
遂に後半戦ですね。これはこの前のレビューでも言いましたが、こうなるはずだったPINKなんですよ。ホッピーや岡野が主張し出した後の進化したPINKはこうなるべきだったと言う。CYBERみたいじゃなくて、ねw

@junnovi:
キャハハ。それは同意。でも私はそれが好きちゃうねん。それはこれ以降の私のランキングが物語るけど、何で福岡ユタカがサビ取らんのか。どうして「♪ラァ!」が取るねん。この曲は今回の聴き直しで逆に評価を下げてしまった。「ローレライ」のところとか耐え難いわw

@tpopsreryo:
CYBERでは自分の楽曲で自分が歌ってしまってソロみたいになってしまったのよね。この曲は福岡+ホッピーのデュオとなった。恐らく将来的には好き嫌いはともかくAメロ福岡+Bメロ岡野+サビホッピーという形になったんじゃないかとw あくまで象徴的な楽曲だったわけで。

@junnovi:
ん~中々分析的なコメントで、さすがですセンセ。私はホンマ好き嫌い100%でしか考えてないもんねぇ~。卑下するわけではないけど、稚拙やわ~w 「STORY」もやっぱり「小さな男の大きな夢」の「すべてのひとは~」と「ゥオオオ」で私は評価を下げざるを得なくなるw
ただこの楽曲自体に限って言えば、トリコロールの勝利を思わせるような、カラフルでコズミックな普遍的ポップさが陽気で元気いっぱいで良いです。それも次の曲のダークなサスペンス劇場で完全否定されて、それも含め好きなんですけどねw

@tpopsreryo:
「STORY」は最初聴いた時は怖かったわw あの不協和音的なコード感覚・・・。

@junnovi:
この曲を聴いて思うんは、全くジャンルが違うんやけど、ショパンのプレリュード2番。どっかのHPで書いてたけど、亡霊がノコギリをひいてるような曲ってw それと同じものを「STORY」という一見平凡なタイトルなこの曲に感じます。でも好きです。


junnovi第4位タイ:「Dance Away」&「Illusion」

@junnovi:
それそれが独立曲なのに、こういう出し方ってどうなんって、自分でも思うんやけど、この2曲については同じ方を向いてるし並べて活きる個性の曲同士なので、二個一でお願いです。やっぱり1曲目なのにMAXなスピード感が。
速度がMAXなはずなのに、次に来るのがまた違う角度から攻め入ってきてますます加速していく!このスリル感が聴いていて本当に気持ちいいです。これらは意図して2曲をアルバムのOPに並べたんだろうけど、素晴らしい成功例です。

@tpopsreryo:
そういう出し方か!w これは1本とられましたわ。確かにこの2曲でグッと引き込まれるのはわかる気がするなあ。おかげで代表曲の「Young Genius」が霞んでしまうという。ロックとしてもかっこいいのに歌謡曲としても聴けるという独特な感覚が聴きやすいし好きです。

@junnovi:
いやぁ~センセにそない言われると照れるなぁ~w 長かったでしょ5位発表までw ほんとにネ、だからアルバム聴かないと分からないことってあるよね。シングルベスト10じゃあ退屈になってしまうよね。
あと、1曲目は「デェーーーオ!」、2曲目はBメロと言うかサビ前半になるのか分からないけど、そのボルテージの高さと太いトルク感に心奪われる。突き抜けてるわ。

@tpopsreryo:
アルバムでの印象を加味してのベスト10。さすがというしかないね。でもこれでベスト3が何かは大体わかっちゃったw あとは順位だよなあ。

@junnovi:
そ。ということで(ベスト3からは)私の方が先に行きますね。

tpopsreryo第4位:「BODY SNATCHER」

@tpopsreryo:
じゃあ4位で追いつきます。これもボイス&シンセの掛け合い系がエスニック風味をまぶしてバッチリハマったPINKらしい名曲ですね。まあこれjunnoviさんはベスト3入ってるだろうからコメントは差し控えようっとw

@junnovi:
いやはやまさにその通りでw じゃその時に思いっきり書かせてもらいますね。てか、こっから先は、もうセンセ、3曲とも分かってるんちゃうん?w センセの残り3曲も「光の子」からのあの曲、まだ出てないから入ってるんだろうなぁと。田中星児? チガーウ!w

@tpopsreryo:
田中星児www いやああれはあのレビューがなかったら一生気づかなかったわ。ほんと収穫だった。まあはっきり言っておくが違いますw でも大体消去法でワタシのもわかるでしょ? ではそろそろ3位へ。


junnovi第2位タイ:「Rolling Stone」&「Earth Fall」

@junnovi:
二個一第2弾ですw ここに私はPINKの最終解があると思ってます。確かにバンドの構成員が揃っていない楽曲だという指摘もあるけど、いないということ自体がその答えであると思う。未来に開かれてるのも最高!!
アルバム「CYBER」という葛藤も経たわけだけど、こういう発展的解消という潔さに私は拍手を送りたい、イェース、イェース、イェース。本当にこの2曲についてはセンセに感謝してる。久しぶりにこんなすがすがしい音楽体験をしました。そしてこの2曲はこの並びであることも重要やね。
何度も触れた論点だけど、そもそもPINKを定義付けているものとは何かということを再考させるとても重要な作品という面も持っており、その点は決して看過できないんです。リアルタイムで聴いてきたバンドを考えることとはそういうことじゃないんだろうかと思うんです。

@tpopsreryo:
いやはやまたツーショットか!まあ今回はこの「RED&BLUE」の後半の素晴らしさを啓蒙するためのものだったから、まさかこんなに影響力を持つことができて嬉しいなあw 確かにメンバーがいないということ自体が答え、慧眼です。
そして辿り着いたのが福岡ユタカ=PINKというw なるほどなるほど。メンバーがいてもいなくても、やっぱりリズム感というのは重視されてる。バンドとしての軸はここにきてもブレてないというか。

@junnovi:
そ。さすが私の好き嫌い100%をどこまでも付いてきてくれる。感謝です。「PINKの核心は福岡ユタカであった」という、当時から自明であったことを、その後メンバー各自が成功を収めるので判断が鈍るけど、かなり長い時代の文脈を削ぎ落とした今を以って思い至るのです。

@tpopsreryo:
もちろんプレイヤーやプロデューサーとしての成功は岡野やホッピーが目立つけど、PINKという不世出のバンドのプロデューサーは福岡だったということ、そういうことなんですね。

@junnovi:
そうです。センセだって思うでしょ、福岡ユタカがこのバンドにかける熱意とか責任の重さとか覚悟とかを。それが何よりもの証拠じゃないかと。そういうものにもリスナーはちゃんと敬意を払うべきやと思う。もちろん音楽を聴くという行為を通じてやけど。逸脱はダメ。

tpopsreryo第3位:「EARTH FALL」

@tpopsreryo:
なんといっても畳み掛けるシンセベースの恐ろしいグルーヴ。BANANAの存在感のあるシンセフレーズ・・・まああとはjunnoviさんに任せるかw

@junnovi:
わ、混ぜ混ぜになっちゃったねw ライブ感抜群w 事前打ち合わせなし100%w もとい。ホントにね、この曲についてはどうしてこうもやり切っちゃってるんだろうって。尋常じゃないやん、その様が。本当に稀有な音楽体験。だからアルバムを聴くのって楽しいんよねw

@tpopsreryo:
うん、大事なのはギターが窪田晴男でもシンセがBANANAでもあの尋常のなさというか狂気のフレーズみたいなものが表現されているということで、じゃあやっぱりPINKは福岡ユタカのバンドだったんだなあと思うわけで。って締めに入っちゃうw

@junnovi:
ありがとセンセ。退治し損ねたムカデがものすごい勢いで暴れる時をどうしても連想させる最後のあたりとか、言葉の限りを尽くしても語りつくせないわ。じゃ、センセ、第2位お願いします。


tpopsreryo第2位:「NAKED CHILD」

@tpopsreryo:
これはPINKの代表曲でしょう。PINKというバンドを紹介するならまずこの曲を選ぶというまさに典型的な名曲だと思います。このバンドを語る上で欠かせないという意味で、この位置に上げざるを得ないわけですよ。

@junnovi:
この曲の私の意見は既に書いちゃったけど、世間的にも評価は高いんやね。いろんなものがしっかりとリスナーにも伝わる語法にまとめて表現してるし、すでに充分彼らの音楽性を理解する者にとってみても、聴き応え抜群で聴いてて「やった~!」って思う達成感が格別やんね。

@tpopsreryo:
そういうこと。そしてそのカタルシスが限界突破するのが、あの後半のサビ前、「ォアーーーーーーーーーッッ!!!」なわけでw あの高揚感は反則でしょ!卑怯だわあんなのw

@junnovi:
この福岡のヴォーカリゼーションは唯一無二であり「裸のこ・ど・ォアーーーーーーーーッ!」周りもその鬼気迫るすごさを分かってしっかり支えてるよねw 素晴らしいですよ本当に。だからずっとこの曲、好きだったんです。でも二個一が2つも出てきちゃったからw

@tpopsreryo:
そのニコイチ2つが最初とほぼ最後っていうのがなお対照的で興味深いですね!それではいよいよ1位発表といきましょう。

@junnovi:
そ。自分でもそう思う。最初と最後に2曲続けてミュージックフェアがあるんよ。いろんな意味でインパクトあるバンドですPINK。


junnovi第1位:「Body Snatcher」

@junnovi:
同じアルバム「PSYCHO-DELICIOUS」内にセンセ第2位の「Naked Child」があってそこでも充分にPINKの個性を表現しているんだけど、こっちはより一層緯度が下がるわロケット打ち上げるわで、まさにカオス、コズミック、エントロピー増大ですw

@tpopsreryo:
やはりこれが1位ですか〜。納得です。すこぶる納得です。

@junnovi:
だってね、この曲かかると、歩くスピードは速くなるわ、手に汗出てくるわ、血圧上がるわで、大変w ここまでの興奮は他の楽曲にはないし、気持ちは「RED&BLUE」の例の2曲を挙げたいけど、小室哲哉「SHOUT」のような興奮を今も感じられる曲。それって大事でしょ?

@tpopsreryo:
いやあ、大事ですよ。「SHOUT」w そうその血管破れそうなくらいのテンションに心拍数が上がるのは否めないよね〜。こうしたエスニック風味を疾走感に加えてさらに自由度が増したっていうかね。

tpopsreryo第1位:「HIDING FACE」

@tpopsreryo:
やっぱりね、スゴいよこの曲は。ギターが。RAと渋谷が。RAはメンバーでもないけどw 渋谷ヒデヒロの再評価も一連のレビューのテーマの1つだったけど、この曲はその象徴的な曲で。

@junnovi:
さすが玄人的な深い聴き込みをしてる。今回の全曲レビュー大会を経て以降も何度か聴くことになって、それまで「光の子」一辺倒で他の楽曲を聴くことをしなかった。センセのトップ10に選んだ楽曲の殆どはこの曲を筆頭にPINK然とした個性を冷静に評価してる。

@tpopsreryo:
いやいやそんな大層なことではないんですがw ワタシのベスト10の特徴といえば、あれだけ絶賛してた1stの楽曲が1曲も入ってないこと。アルバムの完成度と1曲1曲のインパクトは違うというかね。CYBER? あれは単純に入る楽曲はなかったw

@junnovi:
あら、ホントだ。「CYBER」から1曲もないのは良いとして「PINK」から1曲もないよ~。「光の子」ばっかりじゃん!w 「光の子」って、1曲目以外は結構全編でギターが走り回ってるんやね。でも「Don't Stop Passengers」がなくて良かったw

@tpopsreryo:
「Don't〜」も候補に入れてたけどさすがに止めた。でも「Isolated Runner」は絶対入れようと思ってたけどw 「光の子」は3曲、「RED&BLUE」3曲、「PSYCHO-DELICIOUS」3曲、「Daydream Tracks」1曲。ほら、「光の子」だけじゃないよw 「PINK」はアルバム全体で高め過ぎで高レベルなんだけど選べないんです。

@junnovi:
ホンマやw ゲラゲラ。てか「Don't~」候補に挙がってたんだ!キュー。
私は今回の一連のやり取りを通じてPINKというバンドの定義を大きく変更して新たな地平を見たわけだけど、センセの捉えるPINK然というものは、今回の振り返りを通じても大きく揺らぐことはなかった。実際PINKリスナーでどこまでギターを注視してるだろうか。

@tpopsreryo:
junnoviベスト10は好き嫌いと言いながらもちゃんとスローな曲も入れているし、全てのアルバムからも入っているし、意外とバランスがとれていて驚きました。結果的に平たく見てるといいながら、奇をてらっていたのはワタシの方だったというw
そのあたりはやっぱりさ、当時から何度も聴き倒しているともうヴォーカルやベース、シンセってところは十分楽しめたわけで、で、気になるじゃない、普通メインなのに暗がりで弾いているようなギタリストが。本当はスティーブの役割にも興味があったわけですが言及仕切れなかったw

@junnovi:
案外、あちこちで清々しく弾いてるよね、ギター。衛藤氏は・・・w。
で、どうなんでしょ、私らのベスト10って。結構独特なんやろね。センセと私とでもこんなに違うんやもんねぇ~。「光の子」からは大きくズレたけど、「PSYCHO-DELICIOUS」と「RED&BLUE」については殆ど重なったね。そういう多面的な聴き方ができるというのも面白いね。

@tpopsreryo:
ベスト10はそれぞれ皆さんの心の中にあるもんだから、まあこういう選び方もあるってことで。他人のベスト10は非常に興味深いし好きだけどね。まあとりあえずそろそろ終わりますわさすがにw お疲れさんです〜。楽しかったよ。

@junnovi:
正直言ってダントツ1位とか2位とかいうのって中々できず優劣つけられない中で、ついついランキングしたいという安直な発想に飛びつく性分も一方であって、ややこしい子!

@tpopsreryo:
ほんとになあw でもランキングって昔から好きでやってたから得意分野なんだよね。あとベスト盤作りとかね。他のアーティストもやってみたいくらい、と地雷を踏んでみるw まあとりあえずお開きにしましょうか?

@junnovi:
他のアーティストでもやりたいね。今もってしても世間から見放されてるこの企画だけどw、角松敏生とか岡村靖幸とか松岡英明とか鈴木祥子とかグラスバレーとか、清水信之や井上鑑特集とか、センセ苦手な佐藤博とかw、エレドラ連打特集とか?w ゲラゲラ。

@tpopsreryo:
他のアーティストやるならそれぞれ一応全曲聴かないとなあw まあ持ってない音源は貸してあげてもいいけどw

@junnovi:
グラスバレーはやらんとアカンやろね。リマスター実現に向けてw

@tpopsreryo:
もちろんです。ちゃんとat Grass Valleyも聴くんだよw 
それでは皆さんさようなら。

@junnovi:
いやはやお疲れ様でした。ありがとうございました。ホント楽しかったです!ほな、おやすみ。さようなら!


「PINK」ベスト10カウントダウン 結果

      junnovi       tpopsreryo
第1位 「Body Snatcher」    「Hiding Face」
第2位 「Rolling Stone」      「Naked Child」
     「Earth Fall」
第3位              「Earth Fall」
第4位 「Dance Away」       「Body Snatcher」
     「Illusion」
第5位              「ベルリンは宇宙」
第6位 「光の子」        「砂の雫」
第7位 「Secret Life」       「Love is Strange」
第8位 「Doctor D-Rock」     「Rolling Stone」
第9位 「人体星月夜Ⅱ」       「青い羊の夢」
第10位  「Naked Child」     「Isolated Runner」


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