
2024振り返り・2025展望
こんにちは。こんばんは。タピオカです。
今回の投稿では、2024年の競馬の振り返りと、2025年の競馬会展望をしていきたいと思います。
暮れの中山にて、古馬と3歳世代がグランプリを盛り上げ、次世代の若駒達がホープフルSをかけ、いつの間にか年末を迎えておりました。
タピオカ自身、1年間ほぼ毎日中央競馬を眺めて、賭けない週はあれど毎週重賞を予想して1年を終えることとなりました。
やはり、負けても勝ってもやめることはなく、ただ競馬は面白いと思わされる1年でしたね。
期待値を追う、予想をする行動を始めたのは9月ごろ。8月の平場レースを1レースごとに見て、次走期待できる馬を探しているところから始まりました。まだまだ予想の精度は、伸び代しかないと言える秋競馬でしたね。
土日2日間でピックアップした馬が好走することは、3頭に1頭ほどでした。
オッズ的な観点では、3倍以上はあったかなと思うので、回収率的な予想ではまずまずな出来と自己評価したいと思います。
改善点としては、買い目を出せば良かったかなと思うところです。ピックアップした馬が好走しても、買い目がトチってる場合もありしたので、土日回収率を100%するべく、買い目をしっかりと確立していきたいと思います。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします!
2024年振り返り
振り返りと展望は、それぞれの世代ごとに行っていきたいと思います。展望に関しては、クラシック世代と古馬の牝馬牡馬で分けましたのでよろしくお願いします。
2歳馬
今年の2歳馬の新たな種牡馬の台頭やアーモンドアイの息子の出走など、最近まで活躍していた馬の産駒が多く走り出しました。
今年から2歳馬となる産駒は、コントレイル、クリソベリル、ダノンスマッシュ、ダノンプレミアム、インディチャンプ、キセキなどと言った名馬産駒が出走します。楽しみに待ちたいと思います。
以下は、2025年で活躍が期待できる馬を挙げていきたいと思います。
エリキング(牡3•中内田)
ホープフルSでは惜しくも怪我で出走には至らずでしたが、実力としてはクロワデュノールに迫る実力馬。3戦中2戦を2000mで勝利しているため、今年のクラシックと秋の古馬対決が非常に楽しみになる一頭です。皐月の前哨戦では、2000mを使ってくるでしょうから、弥生賞か共同通信杯では本命候補になってきます。
強みとしては、逃げて良し控えて良しと優等生タイプな気がします。鞍上も川田ですので、春先のクラシックホースに名乗りをあげてほしいです。
アドマイヤズーム(牡3•友道)
朝日杯FSにて、先行鮮やかにミュージアムマイルに0.4秒差つけた実力の持ち主です。この馬の良かった点は、朝日杯前の未勝利戦でなかなかのハイペースで先行2番手につけ、そのまま垂れずに上がり最速で2着に0.5秒差をつけたレースです。マイル路線では、世代の中で1.2を争う存在になること間違いなしでしょう。
ビップデイジー(牝3•鈴木)
阪神JFで強い競馬をしたなと思う馬です。
差し競馬に展開は向いたものの、前目にいた馬に有利な展開でした。勝ったアルマヴェローチェが印象的でしたが、ビップデイジーは3コーナー12番手からの捲りをする競馬でした。そこから最後まで上がり脚を見せることができたのは、今後のクラシックに貢献してくる上積みとなること間違い無しですね。
3歳馬
秋になり古馬と対決することが多くなる時期で、非常に強い結果を残した世代です。
有馬記念が最近では新しい記憶ですが、それだけでなく、平場のレースでも古馬対決に勝利してくるイメージでしたので、3歳馬を軸に買っていました。
古馬に勝ち今年の競馬で期待できそうな馬を上げていきたいと思います。
シックスペンス(牡4•国枝)
秋古馬対決重賞の初戦と言えるレース毎日王冠で勝利した馬です。当レースを終え怪我をしてしまいましたが、ダービーでは3番人気に推されるだけの実力が証明されたレースでした。前残りになるレースでしたが、その後G1で活躍したホウオウビスケッツとエルトンバローズにしっかりと勝ちきったため、大阪杯に出走してきてくれたらと思う馬です。持ち味は、先行してそのまま直線垂れずに逃げ馬を差し切る点だと思うので、前有利な大阪杯では、オペラに勝てるのではと思える馬ですね。
シンエンペラー(牡4•矢作)
やはり、この馬のポテンシャルの高さに驚かされたレースはダービーとジャパンCですね。この馬のタフさは、フランスで2戦走ってのジャパンC出走で2着に入り込んでくるところかなと思ってます。今後の中距離路線の一線を引っ張る存在の一頭になることは確約されてるでしょう。血統的に海外でも活躍ができるため、2024年の海外G1日本馬未勝利の屈辱を晴らすことに期待しております。
アスコリピチェーノ(牝4•黒岩)
牝馬のマイル路線では、敵無しなのでは?
サンデーレーシングの馬の使い方が訳分からない2024年でした。また、日本馬のマイル路線は、力が拮抗している状況だと思います。実際、ソウルラッシュやナミュールはソングラインには勝てなかったわけです。
マイル界に絶対的な存在がいるだけで、レベルの底上げになる訳ですから。今年の安田記念こそ、あの最強馬ロマンチックウォリアーに勝ってほしいですね。
古馬
今年の5.6歳世代は、苦しくなってくるのではないかと懸念している点があります。
最強馬が引退しベテランとして競馬界を盛り上げていってほしいので、個人的には1番期待したいなと思う世代でございます。
ドゥレッツァ(牡5•尾関)
5歳世代のクラシックホースで1番実力者なのではないかと思える一頭です。
ジャパンCで途中捲りをしてそのままドウデュースにタイム差無しの3着は十分に評価できるレースです。前残りではあったものの、4着に0.4秒差つけれたのは実力があるからでしょう。
海外に出走しても勝ちきれないのは、この前の英インターナショナルSで分かったと思うので、天皇賞春を目指して調整していけば確実に取れる馬だと思います。ドバイ出走からの調整不足は、1番避けてほしい展開ですかね。
レーベンスティール(牡5•田中)
秋天では枠に泣いたと言っても仕方ない展開と枠順でしたね。しかし、1着のドウデュースは怪物級だったことを考えて、2着のタスティエーラからは0.3秒差で上がりの脚は全体で3位でした。そのことを考えても後方待機しているレーベンは負けてしまったけど、内容は強かったと言えるでしょう。実力は本物だと思うのでこれからのレースに期待です。
リバティアイランド(牝5•中内田)
天皇賞秋にて散々な結果となりましたが、香港カップではまずまず強い競馬ができたと思います。結果論でしかないですが、やっぱり馬体重を見ても流石に太すぎたと言えるでしょう。
なんなリバティは今年で5歳馬になり、2024年の競馬は華々しい三冠牝馬としての異彩は霞んだ印象になってしまいました。
しかし、今までの三冠牝馬との力差は全然違うと思います。負けたレースは圧倒的な強者がいました。その存在が退いた今年は、ついにリバティの再来と言ってもいいかもしれません。
香港カップでも、完全前有利な展開で4角後方2番手追走でした。しっかりとタスティエーラを捉えて来れたので、上積みに問題はありません。ポテンシャルを信じるのみでしょう。
2025年展望
ここからは2025年の競馬を考えていこうと思います。
やはり気になるのはクラシックでしょう。
4歳世代も古馬相手に結果を出してきましたが、今年の3歳世代もそうなってほしいという思いがあります。
馬は強い相手と走ってこそ、良いタイム上がりの脚が出せるので今後の競馬界のレベルを上げていくために3歳世代が古馬に引けを取らないような成長をしていってほしいと思います。
春のG1展望
芝中距離路線の王者を決めるレース大阪杯。
去年は、強い馬は中東のレースに出走してしまいました。今年はベラジオオペラが連覇を目標としているため面白いレースになりそうです。中距離路線では、ホウオウビスケッツもローテーション的に最適なレースになりますでしょうから今年の古馬戦線も盛り上がりそうです。
皐月賞・桜花賞
クラシック初戦ですが、優勝すれば一気に世代の代表格として名乗りを上げられる一戦です。
皐月賞は、クロワデュノール。桜花賞は、アルマヴェローチェ。こちらにしたいと思います。
距離が長くならずにこのまま調整をすれば、ということもあるため、重賞で結果を残している馬を推奨したいと思います。
日本ダービー・オークス
このレースで期待したい馬は、ダービーはエリキング。早熟している馬だと思います。この馬自身、逃げも先行もできるため展開によって乗り方を変えられるところが強みだと思います。距離が長くなり、臨機応変なレース対応が求められるので、この馬がピッタリだと思いました。
オークスはビップデイジーにしました。サトノダイヤモンド産駒で、距離延長に対する不安要素はなく、東京2400mはもってこいの舞台。阪神JFを見ても、もう少し距離が欲しいところでしたので、この馬をあげました。
距離が2400mとなり一気にスタミナと上がりの脚が求められるレースです。展開も大切ですが、馬自身のポテンシャルが大切なレースになってくると思いますので、上記2頭に期待していきたいと思いました。
2025年のクラシック路線について主に考えていきました。
1月の2週目の週末から、クラシック出走権をかけたレースが始まっていきます。それは、ホースマンが夢見る舞台に向けて、人馬共にコツコツと準備をしてきたレースです。
ひとつひとつのレースを味わい、今後のレース回顧に繋げていきたいと思います!
今年もよろしくお願い申し上げます。