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チャレンジカップ 2020【予想】

チャレンジカップ 過去

例年なら開幕週で行われる本レースだが、今年は連続開催5週目とあって例年とは傾向が異なりそう。

外差しも見られるようになったが、8レースの2勝クラス芝2000mでは逃げ切りが決まっており、フラットな視点でも良さそう。


①ヒンドゥタイムズ(◎)

デビュー2戦目に京成杯で0秒2差③着、今春の但馬ステークスでは⑪ブラヴァスとクビ差の②着、続く下鴨ステークスでは後にマーメイドステークスを勝つサマーセントを負かしてオープン入り。

昇級初戦の七夕賞では小回り2000mとは絶望的ともいえるほぼ最後方からメンバー2位の上がりで追い込んでの④着。前走のケフェウスステークスではポポカテペトルの一気の捲りで先行勢に厳しいラップになりながらも④着に粘った。

これまで【4.2.2.3】で3度の着外もすべて④着とこれまで掲示板を外したことが一度もなく、過去11戦中10戦で上がり3位以内、9戦が2位以内と堅実に走ってきており、GⅢなら手が届いてもおかしくない。

今回は少頭数で理想的な前半スローペースからの後半勝負になりそうで、阪神2000mは【2.1.0.0】と得意の舞台。12~3月の寒い時期にも【2.1.1.0】と強さを見せており、ここは重賞初勝利を期待したい。

②エヒト(⋯)

1勝馬でありながらの少頭数重賞への挑戦は森調教師らしい選択。厳しいだろう。

③セントウル(⋯)

こちらも森厩舎の管理馬。
3走前の平場戦で2勝クラスにはメドを立てているが、中1週での出走はさすがに厳しい。

④キングニミッツ(⋯)

門別からの移籍初戦となるが、2016年9月以来となる芝戦での好走を7歳馬に求めることは酷に思う。

⑤ロードクエスト(△)

今春のマイラーズカップが得意とするスローペースの瞬発力戦でも0秒6差の④着と7歳を迎えて限界が見え始めただけに、昨夏に0秒3差の⑥着に追い込んだ関谷記念ではなく今年は2000mの小倉記念に出走。

その前々走の小倉記念では勝負処から一気に捲ってみせたが、直線で息切れして0秒8差の⑧着。
前走の福島記念では荒れた馬場に脚を取られたこともあって後方から⑪着。
使える脚が短いため、やはり持続力戦よりスローの瞬発力戦向き。少頭数で手薄なメンバー構成とあって、今回はスローペースの瞬発力戦となる可能性もあるだけに好走の可能性もあるかも知れない。

⑥ジェネラーレウーノ(☆)

3歳時に京成杯、セントライト記念を勝ち、GⅠ皐月賞でも③着に好走して【3.0.1.2】の中山巧者。
翌年のアメリカジョッキークラブカップでシャケトラの0秒4差④着に敗れた後、右前浅屈腱炎を発症。
引退も考えられるほど重度であったことから長期の戦線離脱を余儀なくされることになった。
1年8か月ぶりの復帰戦となった前走のオールカマーは果敢にハナに立つも、さすがに息が持たずに1秒1差の⑦着に敗れたが、1度使われたことで上昇が見込める今回は【3.0.1.0】の2000m。

GⅠ菊花賞、アメリカジョッキークラブカップはいずれもレース上がり34秒台の展開でキレ負けしただけに持ち前の先行力で持続力戦に持ち込みたいところ。

⑦レイパパレ(▲)

ハナを主張する馬がいなかったことで押し出されるようにハナに立つことになった前走の大原ステークスは持ったままでの完勝。

2着に負かしたサトノウィザードも先週3勝クラスを勝ち上がっており、外回りと内回りの違いこそあれど、勝ち時計の1分46秒3に1F 14秒2を足しても無念の抽選除外となった同日の秋華賞2分0秒6を上回ることから幻の秋華賞馬と呼ばれることも無理もない。

無傷の5連勝を狙う今回だが、これまでワンターンの競馬しか経験のない中で初めての2000m。
これだけメンバーが弱ければ着外はないかも知れないが、単勝1倍台前半ではさすがに狙いづらい。

⑧ナイママ(⋯)

洋芝では【2.1.1.1】と強さを見せる一方、他場の芝では【0.0.0.15】。まだ馬場状態も良いだけにスピードの面で厳しいレースになりそう。

⑨サトノクロニクル(⋯)

3年前にこのレースを勝っているが、謎の長期休養明けから⑤⑩⑦⑧⑬⑥⑩着。
休養により能力が落ちてしまった感があるものの、前走のアンドロメダステークスは約2か月の休み明けに加えて56kgながらトップハンデもあった。
初めて着けるブリンカーの効果で走る気になれば。

⑩トーアライジン(⋯)

2016年10月に500万下条件を勝って以降は勝ち星がなく、連対も2018年の5月が最後。厳しいだろう。

⑪ブラヴァス(○)

37秒以上掛かったタフなレースでは前々走の七夕賞②着を含めて【2.1.0.0】。
伸び切れなかった新潟大賞典を考えると、レースの上がりが掛かってくれた方がベターに映るが、前走の新潟記念ではレース上がりが33秒1という究極の瞬発力戦を32秒6の上がりで勝ち切っており、条件戦でもレース上がり33秒3、34秒2の瞬発力戦を連勝。

ペースや展開を問わずに堅実に走っており、友道厩舎らしく2000mの適距離に狙いを絞って順調にステップアップ。3戦3勝の休み明けで特に死角もなく、手薄なメンバー構成の今回も好走は可能だろう。

【結論】
単勝 ①ヒンドゥタイムズ

⑥ジェネラーレウーノと⑪ブラヴァスとのワイドを押さえる。

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