福岡でローカルWebメディアを始めた理由

2018年8月30日 17:09

今年の3月末に広告代理店を退職し、フリーランスになりました。

広告会社を退職した話は以前noteに書いたので、今日は、今運営しているローカルWebメディアの話をしたいと思います。始めたきっかけや、大切にしている想いなどをお話しします。

ビジョンとミッション

私が運営しているのは、「福岡TOUCH」という福岡のローカルWebメディアです。

福岡のおすすめスポットやグルメなどを紹介しています。いわゆる “キュレーションサイト” ではなく、実際に自分で体験したものを、自分の言葉と写真で記事にするようにしています。

「福岡がもっと好きになるWebメディア」というビジョンを掲げていますが、このメディアを運営するうえで大切にしているのは、「福岡で暮らす人たちの週末をもっと楽しくしたい」という想い（＝ミッション）です。

それは、私が東京からUターンしたときのちょっとした体験がベースになっています。

今から7年前、私は某広告代理店の東京本社から福岡にある九州支社にUターンしました。

大学進学と就職を経て、10年半ぶりに福岡に帰ってきた私は、週末に糸島の二見ヶ浦へ出かけました。家から車で30分ほど。東京にいたときは知りませんでしたが、海沿いにおしゃれなカフェが建ち並ぶ、福岡の人気スポットです。

テラス席でパスタランチを食べながら僕は思いました。

やっぱり福岡っていいなぁ、幸せだなぁ、と。

そこには、ゆったりとした時間が流れていました。

都心からすぐ近くに海もあり、山もあり、ご飯も美味しい。平日はしっかり働いて、週末は手軽にリフレッシュできる。

東京にいたときとやっている仕事は変わらないのに、週末の過ごし方が変わっただけで、急に人生の幸福度が上がったように感じたのです。

それから、福岡にはまだまだ自分が知らない魅力があるかもしれないと思い、人に聞いたり、インターネットで調べたり。次の週末をどう過ごすか考えるようになりました。

そうしていくと、それまで自分が知らなかった楽しいスポットや美味しいお店が福岡にはたくさんあることがわかったのです。ちょっと足を伸ばせば、近隣の県にも魅力的な観光地がたくさんあります。

高校を卒業して福岡を出た私は、福岡のことを何にも知りませんでした。

「知らないのは、もったいない」

知れば知るほど、いろんな場所に出かけて、週末が楽しくなる。週末が楽しくなれば、人生の幸福度もきっと上がる。

そんな想いから、「福岡TOUCH」では、ステキな週末を過ごすための情報を発信しています。

本格的に始動したのはフリーランスになった今年の4月からですが、福岡TOUCHを立ち上げたのは、3年半ほど前です。当時はまだ会社員で、趣味程度に、匿名のブログとして運営していました。

今もまだ一人で運営しているので、「ブログ」と言えばブログなのですが、敢えて「Webメディア」と言うようにしています。正確に言えば、「Webメディア」と「ブログ」の中間というか、“いいとこ取り” なメディアにしていきたいと思っています。

「ブログ」と「Webメディア」の正確な定義があるわけではないので、感覚的な部分もありますが、この辺りに関しては、また別の機会にnoteに書きたいなぁと思っています。

福岡TOUCHでやりたいことはたくさんあります。本格始動して早5ヶ月。まだまだやりたいことの1％もできていませんが、少しずつチャレンジして行きたいと思っています。

それと平行して、広告・マーケティング領域での複業（パラレルキャリア）も現在模索中です。

“やりたいこと” はいっぱいあるのに、“やれていること” が少ない現状に苛立ちも大きいですが、一歩一歩進んで行きます。

三日坊主だったnoteもようやく再開できたので、今後もWebメディアやマーケティングの話などを書いて行けたらなぁと思っています。