劇場版 #ついはいウインドオーケストラ3 〜ついはいVSイーロンVSダークライ〜 参加レポ

APIを喰い尽くすオレオです。よろしくお願いします。

はじめに


今年もTwitterをしながら演奏会をやりたい人たちの季節がやって来ました。
おかげさまで3年連続3回目の出演と相成りまして、白球ならぬ黒音符を追いかける大人の青春を堪能してきました。
今年は譜面の難易度がやや抑え目だった事もあり、落とした#や♭を泣きながら掬い集めることも無く無事に演奏会を終える事が出来ました。
早速ですが、曲ごとの感想をうpしていきます。

落夏流穂


昔"一般的"なテンポでやったワイ「指定テンポめちゃくちゃやな〜」
今回指定テンポ通りでやったワイ「このテンポ以外ありえんかもしれん」
Tuttiで美しいメロディがどこか急き立てられながら演奏される様はあのテンポじゃないとできない表現だし、ちょっぴり「作曲者こじらせてるな〜」とも思ったり。
どのソロも最高でしたが、特にてゃんのコルネットソロはまさに美しさと儚さが共存する最高の演奏でした。(ワイには到底できないやつ)
昔はあまり好きでは無い曲でしたが、ついはいを通じて夏の終わりのセンチメンタルな感情を揺さぶられる良曲だなと認識を改めました。

吹奏楽のための群青


やぎさんありがとうございます!はじめまして!(80,000dB)
海をテーマにしたこの曲、作曲者による楽曲解説の一節がめちゃくちゃ刺さったので引用します。

"わがままな私達人間に海の存在は大き過ぎます。どこまで抗っても群青色の潮の中に私達のわがままは浄化されてしまいます。"

色々語ろうと思ったんですが、この言葉に全て詰まってる気がします。
追伸:Aアウフタクトの16分3連、本番で気持ちが溢れすぎて思いっきり吹いてしまいました……(反省)

森の贈り物


森の妖精さん達が好き勝手に跳ね回るような曲想で、どこか室内楽チックなコンパクトで小回りの効いたこの曲を大編成でやるのは至難の業……
かと思いきや軽々とこなす皆さんの強さに改めて驚かされました。
ゆずぼのコルネットソロはもはや芸術品。ご馳走様です。
バスクラソロと合いの手のフルート群、なんであんなに掴みづらいフレーズを鼻歌のように歌えるのか。
そして録音を聴いて気付く、ホールの響きを計算したハープが絶妙に活きるバランス作りの凄さに感動。

宇宙(天球)の音楽


ついはい1stのアンコールで後半部のみを演奏しましたが、今回満を持してフル演奏。
昔ならめちゃくちゃ難しい連符だと思っていたフレーズは、ブラスバンド経験のおかげで「このパターンやった事ある!」に変化し、前よりは仲良くなれたような気がします。
冒頭のホルンソロ、間の作り方大好きです。間違いなく大名演。
個人的にはこれまでほとんど経験のない1アシ。どこまで務められたか分かりませんが、やぎさんの「ドーレミファソラシドー!」を活かすためにその手前をしっかり頑張ったら思ったよりめっちゃ聞こえてビビったでござるの巻。
ブラスバンドの曲はやっぱりTimp.がしっかりしてると吹きごたえがあって最高ですね。

ラヴェンダーの咲く庭で


あの日、あの瞬間、世界はマミシタンとなった……
小編成の管楽アンサンブルでの演奏でしたが、間違いなく会場の空気感をガラッと変える名演。
コントラバスの存在感を改めて思い知らされるもじゃ子さんの仕事人っぷりが印象深いですね。
間違いなくワイの出る幕ではないと思ったので降りてます()

マゼランの未知なる大陸への挑戦


パート割り確定LINEを見たワイ「えっ……ワイが……マゼランのソロ……(泡を吹いてぶっ倒れる)」
普段しっとりしたミドルトーンのソロは全く回ってこない上に苦手意識もどこかあり、実際練習していく中で直前まで迷いまくったのは今でも克明に覚えています。

それはそれとして、曲自体は元々知ってはいましたがどちらかと言うと嫌いなタイプの曲でした。
やたら打楽器ドコドコでバランス崩壊、木管ペーペー金管ビャービャーな演奏ばかりコンクールで散々聞かされたのがトラウマでした。
しかし大人が本気でやるとこうもカッコよく良い曲になるのかと思い知らされました。

さて、肝心のソロは後半焦っちゃいましたがとりあえずかすり傷程度には抑えられたのかなと思っています。
そのうち公式から映像配信のお話があると思いますので気になる方はぜひ公式からの大本営発表をお楽しみに!

オペラ座の怪人


4月にBLOOM BRASSというブラスバンドでもこの編曲を元にしたブラスバンド版を演奏。
そこからの吹奏楽版だったので譜面が楽に思えたのが精神的余裕が生まれて、結果的に落ち着いて演奏が出来た要因の1つ。
マゼランもそうだったのですが、この曲の冒頭にも中低音フルートソロが登場。
高音木管の演奏する中低音すこすこおじさんワイ「 \( 'ω')/ウオオオオオアアアアアアアアアーーーーッッッッ!!!!」

Tpパートは1stの3人が三者三様の大活躍。やぎさんのソロ、ゆずぼとあおいちゃんのソリ、美味しすぎるやろおい!
2ndのone playもめちゃくちゃ美味しいのですが、自分が吹くべきでは無いと判断してゃんに吹いてもらったのが大正解。本当はゲネですべきでは無いのですが「そこちょっと遅いかも!」とつい口を挟んでしまい反省してたのですが、本番でバッチリタイミングを合わせてきてくれたので思わず👍🏻をしてしまいました。
終盤の息を飲むような静寂。休符も音楽ですね……

アンコール
オペラ座の怪人(おかわり)


トロンボーン奏者みつ☆ひこさんのオリジナル編曲による一日限りのおかわり。贅沢すぎるやろ!
美しくもハリのあるハイトーンを目指しましたがさすがに撃沈しました()
ラストのピッコロのロングトーンはもはや神業でしたね。普通あんなに息続くっけ……

檄!帝国華撃団


???「ワイはエリックミヤシロや……(暗示)」
最後に好き勝手吹きましたが、冒頭で原キーの方が頭に過ってしまい変な音を吹いてしまったのが悔やまれます……

最後に


私が大阪で乗った初めての吹奏楽本番がついはいの1回目。引っ越してからまだ3ヶ月でした。
その本番の日にゆずぼに唆されて始めたのが、青のスカーフをバンダナのように頭に巻くスタイル(通称:ラーメン屋)
今年も麺屋ついはいは無事(?)オープンしましたが、お陰様でラーメン屋の人と呼んでいただく機会が増え、感想ツイートをエゴサするのが少し楽になりました。
散文になってしまいましたが、改めまして運営の皆様、一緒に演奏して頂いた皆様、当日スタッフの皆様、ご来場頂いた皆様に感謝感激です!
次回、Xはいウインドオーケストラもまた乗りたいですねえ()


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