『Gears logic puzzles』歯車スマホゲームが面白い
いつもは読書感想文を中心に投稿をしているのですが、今日は普段とはやや違うものを取り上げてみようと思います。
歯車の勉強をしたいと思っていた僕は、歯車の基礎についての本を買って読みました。だけど、まだまだ歯車の動きを感覚的に理解できていないということに気づき、なんかもっと、遊び感覚で楽しく歯車と戯れられるゲーム的な何かないかなあ。。。なんて思っていたところ、
見つけました!!
Gears logic puzzles(歯車を使った論理的パズルゲーム)
無料のスマホゲームです。評価も高いそうだしなんだか楽しそう!と思ったので早速ダウンロード。
ルールはとてもシンプル。歯車を組み合わせて回転の力を伝えていき、すべての歯車を回すことができればクリア!この動画を見ていただいたほうがイメージが付きやすいと思います。
実際に遊んでみると、難しすぎず、簡単すぎず、パズルゲームとして純粋に面白い。歯車の回転を見るのは視覚的にも楽しい。また、ステージやレベルのやりこみ要素も多くて満足。
と一般的な感想はこれでもよいと思うけど、僕はただ遊びに来ただけではありません。歯車の勉強をしに来たんです!今回改めて学習内容をまとめておきます。
遊び歯車の役割
あるステージでは回転方向が指定された歯車が登場します。この歯車は指定された方向にしか動きません。ただ回転の力を伝えるだけではなく、回転方向も考慮して歯車どうしを組み合わせる必要がある。
回転方向をただしく伝えるためにはどうすればよいか?
隣接する歯車が2枚の場合、駆動する歯車は、被駆動歯車を逆回転させる。同じ回転方向の力を伝えたい場合、被駆動歯車をもう一枚用意する必要がある。これを遊び歯車という。遊び歯車が奇数であれば駆動歯車と同じ回転方向になり、偶数であれば逆回転になる。
内歯車(internal gears)の回転方向
内歯車が駆動歯車の場合、外側に接する歯車は逆回転させるが、内側に接する歯車の回転方向は内歯車と同じである。
上の画像の輪形歯車が内歯車(internal gears)。歯車といえば一般的には平歯車(spur gears)をイメージするけど、実はいろんな種類の歯車があるんです。
歯車の速度伝達比
歯車の回転速度はピッチ円直径で決まる。
速度伝達比 = 駆動歯車のピッチ円直径 / 被動歯車のピッチ円直径
つまり、同じモジュールの歯車を組み合わせた場合、小さい歯車のほうが大きい歯車よりも回転速度が速い。ゲームをクリアするうえでは特に必要のない知識だったけど、これも感覚で理解できるようになったのはうれしい。
まとめ
歯車については学習素材は少ないけど、楽しいゲームがあるのはありがたい。製作者の Сергей Тропин さんに感謝!
これからも楽しく勉強を続けていこうと思う。歯車は僕のnoteコンテンツの中で最も人気がなさそうだけど、歯車友達を作れるように頑張っていきたい。そして、歯車の魅力を発信できるように知識を増やしたいと思う。
参考
歯車の速度伝達についてまとめた過去の記事