私の発動条件の話
今日(2024.11.01)は現職の33周年創立記念式典が東京プリンスホテルでありました。
毎年恒例の式典で全社員が一同に介し、前期活躍した人たちを表彰する場であり、一番「らしさ」が感じられる日でした。
社長の話を聞いていて、やっぱり社長が好きだなと思う一方、
創業当時から築いてきた文化、つまり「らしさ」を体現している人が少なくなっていると落胆も感じました。
今日はそんな話をしながら発動条件の話に繋げます。
(ちなみに初投稿です)
入社当時(2012年4月)はJASDAQ市場で社員数200名程度だったのが、今や東証プライム上場企業で社員数1,000名目前になっているので、そりゃあ色んな人が入り交じるし、企業としての振る舞いもそれ相応のものを外部からも求められるようになります。
それは理解できるけれども、社長の語る企業感と現場で肌で感じる感じに乖離を感じざるを得ないのが非常に残念でならない、、、
「やりたいようにやって良い」という企業文化だけれども、提案してもまず否定から入ることが多い
何かプロジェクトが立ち上がっても、挙手するタイミングがそもそもない
自部署以外の評価制度に感じた疑問を投げかけても黙殺される
入社当時はブラック企業と言って過言ではなく、毎日のように案件で炎上が起き、そこにチーム関係なく人員が投入されて消火活動を行いながら自分の案件も回さないといけなかったので体力的にも精神的にも辛い時期ではあったものの、「らしさ」を体現している人が多かったと思います。
こんなことを考えながら、東京からの日帰り新幹線の中で「TALENT TALK」を聞きながら自分の発動条件について思いを馳せました。
今私は「TALENT PRENEUR 3期生」として自身の才能を発見し、その才能を活かした事業・サービスを考えている真っ最中です。
しかし、自身のキャリアについても同時に見つめ直しており、絶賛転職活動中なのですが、事あるごとに「発動条件を満たせる環境」を見つけ出す重要性を感じています。
ただ、明確に「自身の発動条件はこれ!」と言語化しきれていないと感じ、今日の創立記念式典をキッカケに感じたことをNOTEに残してみようと思いました。
ようやく本題の私の発動条件について話します。
早速ですが、帰り道に出てきた具体的な発動条件は下記の2つです。
誰にでも発言権が認められ、発言した内容について受け入れることから入る企業文化・人であること
透明性があり、どの部署でどのような動きがあるか把握でき、かつ関わりに行く機会があること
1つ目ですが、新人であろうが中堅であろうが、誰であっても気になることは発言して良いと思いますし、発言した内容を鼻から否定するのではなく、なぜその発言に至ったのかの経緯を確認するなど、受け入れる姿勢を持っていて欲しいと思います。
そうでないと「発言しても意味がない」という人が増えるだけで、立場の高い人の言うことに多少不満や疑問があっても指摘すらしないという状況に陥りやすくなり、結果として無駄な時間を費やすことに繋がります。
発言が受け入れられれば自己肯定感も向上し、プロジェクトに参加している感じも増すので、企業の成長に前向きに貢献していこうという気力も湧きやすくなるのかなと思います。
2つ目ですが、これは1つ目にも関連していて、どこでどういう動きがあるかが分かれば発言する機会が与えられ、自部署だけでなく他部署との関わりも出来て、より企業への没入感が深くなると思います。
現職ではリモート勤務OKになっているのもあるとは思いますが、誰がどこで何をしているのかが全く分からず、同じ部署であってもチームが違えば分からない状況になっています。
こうなると、「えっ、そんなことしてたの?やりたかったのに。。。」ということにもなり、「与えられた業務のみをしていろ」と言われているような気分にもなりかねません。
人数が多くなりすぎるよりは少数精鋭でガンガン前に進む方が良いとは思いますが、だからと言って隠す必要もなく、参加したいと思う人がいるかもしれないのに確認しないというのも違うなと感じます。
上記2点を満たしていた以前は様々なプロジェクトに参加し、知らないことでも調べながら取り組むことでステップアップしている感じを得ながら才能を発揮していたと思います。
それが今は出来ておらず、これらを満たす状況を作ることを諦めてしまったので、転職活動をしているような状況です。
社長のことは変わらず好きだし、企業文化も好きなんだけどね、、、
才能が発揮できず悶々とし続けるよりは、発動しやすい環境に移って行こうと思います。