【映画感想】劇場で見なくて良かったと心底思った「巨蟲列島」
いつも読んでいただきありがとうございます。とぜです。
★前書き
劇場版の公開に際してDアニメストアでOVA版が配信されていました。OVA版は映画の最初の30分を切り取った内容で、最後まで見なければわかんないけどこの段階でお金払ってまで見たい作品とは思えず、近場の映画館での公開もなかったため公開時(2020年1月あたり)ではスルーしていました。
後悔終了から3か月も経ってないだろうに3月6日付でDアニメストアで配信されており、「まぁ、配信されているならとりあえず見てみよう」と重い腰を上げる形で見始めました。
★ざっくりとしたあらすじ
同じクラスメイトの男女8人は事故にあい、島に遭難してしまう。
しかし、その島は普通の島ではなく、巨大な虫が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しているのでした。
主人公の織部睦美(おりべむつみ)は昆虫大好きな女子高生。
巨大な虫に次々襲われるも彼女の知識によって一行(いっこう)は何度も訪れるピンチを乗り切ります。
★感想(酷評)
約80分弱の尺しかないにも関わらず主要人物が7人もいます。
人数が多いこと自体は別に問題らしい問題ではないのですが、終始まとまりがつかず喧嘩を起こしてはお互いの足を引っ張りあるという描写が何度も繰り返されることで不快感がたまっていきます。
主人公にも共感できない部分があり、虫を殺すことを非常に悲しむ性格なのですが、途中虫に食われまくって助からなさそうな教師にごめんなさいと言いつつもとどめを刺したのにその後さほど悲しんでいるようにも見えず、終盤虫を殺して号泣するシーンがあり、「なんだコイツ…」と思ってしまいました。
「なんだコイツ…」と思うのは主人公だけではなく、そのほかのキャラクターもなんですけどね。
キャラクターは100万歩譲って目をつぶるとして、虫に食べられるというグロテスク表現があるにもかかわらず、黒塗りでしっかりと表現されていませんでした。一方、なぜか美少女キャラの乳首だけはしっかりと描写されていたことに疑問を感じます。PG12で公開するよりも、もう少し視聴年齢を引き上げて公開すれば違ったのかもしれないでしょう。
結局最後まで見ても、問題の解決がすることは一切なく、続きがありそうな雰囲気だけを残して終わりました。
続きがあっても見ないような気がしますが、そもそも続きは制作されるんでしょうかね?
★こんな人は見るのをやめておいたほうがいい
・虫が嫌いな人
・ギスギスが嫌いな人
・中途半端なレズ要素が含まれることが許せない人
★終わりに
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