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2024年秋 MMFアイゼントレーニング
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所属山岳会のアイゼントレ&ロープワーク講習を長野市の物見岩で開催。
会内で指導側(指導員の資格の保有者及び目指す者)のメンバーをアサインして3つのグループに分けて行った。
1,初心者グループ
今回初めて参加するメンバー対象
① カラビナ、スリング、ロープ、ハーネスなどのギアの説明
用途、買うとしたらどんなものがいいのか…そのような内容をレクチャー。
② 基本的なロープの結び方
エイトノット、クローブヒッチ
③ 懸垂下降(バックアップなし)
基本的な操作を地上で行った後に10m程度の岩場で実践
④ 経験者グループと合同でマルチピッチクライミングの体験
3ピッチ程度の練習用の岩場で決行(アイゼンによる登攀)
⑤ 登り返し
垂れ下がっているロープにフリクションノットを使って登り返す
⑥ ドライツーリング
岩場をTRでアイゼンアックスを使って登攀
前爪に乗り込む感覚をシビアに感じてもらった。
2,経験者グループ
ロープワーク、クライミング、ルートなどの経験者を中心に構成
① 懸垂下降(バックアップあり)
バックアップを用いた懸垂下降のセットの方法と加工方法を確認しながら実践。
② 自己脱出
宙づりになったクライマーを救出するための最初の技術、手順ややり方を確認しながら行う
③ 初心者グループと合同でマルチピッチクライミングの体験
3ピッチ程度の練習用の岩場で決行(アイゼンによる登攀)
リードでののシステムの確認、懸垂下降のセット方法の確認
④ 登り返し
垂れ下がっているロープにフリクションノットを使って登り返す
⑤ ドライツーリング
岩場をTRでアイゼンアックスを使って登攀
前爪に乗り込む感覚をシビアに感じてもらった。
2,ベテラン組・グループ
基本的には各グループの指導役として指導に当たり、事前に指導方法なども確認して、よりよい指導法を確認しながら指導に当たる。
初心者G、経験者Gでマルチピッチのルートに入っている時間を使ってセルフレスキューについて考え、
自己脱出→登り返し→支点の移し替え、カウンターラッペルによる要救者を下しつつロープの結び目の通過を行う
そのあとは全員で登り返しと、ドラツーの指導へ。
こんな感じで開催しました。
今回は、15名ほどの参加でした。
山岳会では
5月 雪上訓練(針ノ木雪渓)
6月 ロープワーク講習
9~10月 ロープワーク講習
11月 アイゼントレーニング
などの講習会を毎年定期的に行っています。
やっと指導できる側の人間も増えてきて、会として組織らしい動きができるようになったのが嬉しい。
ここまで来るのに、山岳会を立ち上げてから4年かかりました。今後ももっと会として魅力のある山岳会にできるようにやっていきたい。