「冒険譚 戦国巨神タロス」「天狗刑事」「陸援隊副長・田中顕助」「真説五代友厚」
2本の小説と、2本のシナリオである。いずれも実写か、あるいはアニメを想定していたが、これまで時期を逸していた。しかし、配信による映像化は現実のものになっている。一方で、kindle出版も現実のものになった。そこで、小説とシナリオを世に出してみた。
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「冒険譚 戦国巨神タロス」
北条早雲と青銅の巨神タロスの出会い!?
伊勢新九郎(のちの北条早雲)の名を借りての冒険譚・英雄譚である。駿河守護の遺児・今川龍王丸を守ろうとする新九郎! 巨大猩々を呼び寄せる妖術使い・桑原鬼平太! 鬼平太の邪心を阻もうと姉・登与姫は、青銅の巨神タロスを呼び寄せた!
北条早雲伝説の骨格を借りて、昔なつかしい『笛吹童子』『紅孔雀』の世界の再現を図った波瀾万丈の小説である。映画化切望。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0979F9Z9K/
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「天狗刑事」
京都の平穏を守る兄妹の天狗! 敵はアルカード伯爵?
天狗刑事は、日本の官憲ではない。裏鞍馬の長老からの委嘱により、妖怪に脅かされている京都の平穏を守る兄妹の天狗である。兄は私立探偵に、妹は地方紙の記者として、市民社会に溶け込んでいた。兄妹の敵は、暗躍する東欧の旧貴族アルカード伯爵、その正体は……。
「裏鞍馬」から京都に派遣された兄妹天狗の活躍を描く話である。この設定は特撮でもアニメでも活かせると思い、「第一話」のシナリオとした。。
https://www.amazon.co.jp/dp/B096VZJR1C
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「陸援隊副長・田中顕助」
龍馬と慎太郎を殺したのは何者か? 田中顕助は暗殺事件の真相に迫った。
近江屋を襲撃し坂本龍馬と中岡慎太郎を殺したのは何者か? 陸援隊副長・
田中顕助は、仇敵が見廻組与頭・佐々木只三郎であると知った。王政復古の大号令の日が迫っており、顕助は見廻組との対決を一旦は断念した。だが、鳥羽伏見の戦いで敗走した只三郎から、黒幕の存在を聞かされた……。
オーソドックスな「幕末秘話」のシナリオである。ただし、龍馬・慎太郎暗殺の黒幕の正体はシンプルで意外性はない。テレビドラマか、それとも配信か?
https://www.amazon.co.jp/dp/B092746G82/
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「真説五代友厚」
五代才助の前半生!
最近、映像の世界で五代友厚の名前をよく聞く。ディーン・フジオカや三浦春馬の活躍に負うところが大きいが、活字の世界での五代の動きとは微妙に異なることは否めない。特に「上海渡航」「神戸事件」に関わった一介の薩摩藩士が大英帝国の片鱗に触れてそこで何を得たか、もう一度、活字で問い直してみたい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09DND776R
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