吐露
またまた気づいたら1年ぶりの投稿。
心の中に溜まった泥水がどうしようもなく溢れそうになった時に、自分にこの場所があったことを思い出す。
少なくとも1年に一回は泥まみれになっているということだろう。
相も変わらず、この1年も波乱だった。
そもそも私に「安定」という言葉は似合わない。
時系列も隠すべき感情も気にせず、だらだら文章を綴っていこうと思う。
まず今年の4月2年間、働いていた会社を辞めた。
人生初のまともなオフィスワークでは「SEOライター」をやっていた。
白髪交じりの年代には説明が面倒なのでウェブライターと言っている。
大体「カタカナでなんかカッコイイね」と言われるので、「名前がかっこいいから選びました」とお得意のみんなに愛される愛嬌満点の笑顔で冗談を返す。
書いていて思う。
私はやっぱり綺麗な人間ではない。
それを知っているのは、本当に心を許している数人だけ。
人生単位で考えても、多分10人もいないだろう。
話は戻ってSEOライター。
ずっと脚本家を目指していた私にとって、文章を書く仕事は結構楽しかった。
脚本と違って、正解があり順位がつくのも気持ちがよかった。
辞めた理由は家で引きこもっているのが無理になったから。
途中から完全リモートワークで1日同居人の彼氏以外誰とも話さないという生活になる。
心が完全に死んだ。
わざわざ調べてもないけど、きっと心の中になんか居座っている。
鬱とかそういうの。
これまでその呪物をそこまで気にせず生活できていたが、2月頃に心が曲がった。
折れるほど、勢いはない。
ピンと張っていた紐の片方がほどけたように、「くわぁん」と曲がった。
この表現伝わる人いないだろーなー
それで、フリーのSEOライターとして働くことになった。
といっても飲食店2個掛け持ち。
ライター業は運のいいことに、片方の飲食店のオーナーが別事業をやっており、SEOライターを探しているとのことで、とんとん拍子でライターの仕事も来た。
そこから半年間
午前はカフェスタッフ
午後はフリーのライター
深夜はtiktokで動画投稿やライブ配信
という生活をしていた。
割と自由にできていたし、この生活は嫌いじゃなかった。
苦手な朝もカフェ定員のおかげで、無理やり起きる口実が出来ていた。
だけど、うっすらとした煙幕が私の視界をぼやかしていた。
それはなにかって??
【キモイ店長】
毎日キモイことを言われ、されていたけど、さっきも言った通りここのオーナーからはライターの仕事をもらっているから簡単にはやめられない。
せっかく仲良くなったバイトの先輩もいたし、うまくかわしながら上手に次のアルバイトにシフトしていこうという計画だった、、、
だけど事件は起きた
ガチの事件
スタッフの誕生日会(完全プライベート)の帰り道、その店長と二人きりになってしまいキスをされた。
もちろんカフェは辞め、好きだったtiktokの活動もできなくなった。
相手は私がtiktokの活動をしていることを知っているため、ほとぼりが冷めるまでは活動STOP。
せっかく、私を好きになってくれたリスナーさんに事情を話すこともできない。
この事件が私が今日noteを投稿しようと思った1つ目の理由。
普段心のうちを発散した場所を奪われたから。
もうひとつの理由は今さっき。
カフェでライティングをしていたら、斜め前の男女2人組の話声が耳に入ったから。
将来の日本、結婚、旅行、趣味、一人暮らし、
結局は全部お金の話。
心がざわついた。
お金の話をしている女の子は私よりも年上らしい。
うまく言葉にできない心の渦が私にnoteを開かせた。
実は、今年何回か記事を投稿しようと思ったことがあった。
その内容はある女の子に向けてのメッセージ。
強そうで弱く、弱そうで強い、緑色と百合の花がとても似合うあの子への
きっともう許してもらえないようなことをしたと思う、けどもう一度会うことが出来たら
こんなとこで、この思いを綴るなんて、まじ最低だよなぁ
相手がもし私と同じように、もう一度会いたいと思ってくれたらとか思うけど、直接連絡する勇気がないうちはどうやって会うんだろう。
自分から連絡手段をシャットアウトして、本当に情けない。
届いて欲しい気持ちと、届かないでほしいという気持ち。
本当に隠しておいてくださいって言う感情。
私の次の投稿は泥水があふれるタイミングじゃなく、ピクシーホロンの湖の水とかそういう綺麗な水が滴り落ちるときでありますように。
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