■ 太田親殿内 ■
先週、紹介したウスクガーの撮影前に撮影したのが「太田親殿内」です。とある撮影のお仕事をいただき、その時見つけた拝所です。
仕事が落ちついてから、再度訪れて撮影してきました。
調べてみたのですが、詳細がわかりませんでした。
そこで今回は「殿内」について調べてみました。
「殿内(とぅんち)」は、琉球士族の内、総地頭職にある親方家を指す尊称をいいます。王族である御殿の下に位置し、高い格式を誇る家柄です。
※総地頭(そうじとう)は琉球王国の一間切を領地として総領する地頭職のことです。
殿内はもともとは「御殿」と同じように親方家の邸宅を指す言葉で、ここから転じて親方家のことを「……殿内」と呼ぶようになったそうです。
ということから…
太田親殿内もかつては、王府に関係のある偉い人が住んでいた場所か、またはこの地区で偉い人が住んでいた場所と思われますが…
沖縄各地に「殿内」がありますが、太田親殿内は「総地頭」に含まれていないようなので、地方も名家だったかもしれません。
ちなみに太田親殿内は「村火ヌ神」も一緒に祀られています。
近所に駐車場などはないので、訪れる際は気をつけて下さい。
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