◼︎ 仲泊遺跡 ◼︎

画像1 仲泊遺跡に行ってきました。仲泊遺跡は、「道の駅恩納」の入り口にあります。1973年、海洋博博覧会開催の国道拡張工事の際、発見されました。
画像2 仲泊遺跡は、貝塚時代と首里王政府の石畳で構成されています。 石畳をあがるとすぐに貝塚があります。発掘時、岩陰は風葬墓で人骨などを移動させると住居址が発見されました。発掘調査の結果、岩陰の全面に柱を立て壁を作り、中央に炉をつくり生活していたと考えられています。
画像3 石畳道は「比屋根坂石畳道」と呼ばれ、琉球石灰岩丘陵を超えるために敷設されました。比屋根坂石畳道は首里王府の時代、北・中部を結ぶ主要道路でした。丘陵上はイユミーバンタ(魚群を発見する崖)と呼ばれ、かつては漁師がここに立ち魚を探していたのでしょう。
画像4 そんな比屋根坂石畳道も明治時代に国道開設にともない廃道となりました。発見の際、保存をめぐり大揉めとなったそうですが、1975年、国指定史跡に指定されました。

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