■ ミートゥンダシーサー ■

画像1 識名園の近くを原付でプラプラしているとき、上間集落で見つけた石獅子です。「 ミートゥンダー 」とは、沖縄の方言で「夫婦」の意味です。写真左が雄のシーサー、写真右が雌のシーサーです。製作者・設置年代は不明で、もともと今の場所より24ⅿ北側にあったそうです。
画像2 琉球の三山時代、上間按司は首里の中山軍に加勢して南部に度々参戦しました。当時、上間部落は中山と南山の境界線で、中山の防衛ラインの一つでした。上間按司は、糸数グスクを火攻めで滅ぼしました。その後に糸数按司のフーチ(怨霊)をケーシ(返し)の為、ミートゥンダシーサーを守り神として糸数グスクに向けて置いたとされています。
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Masaki Senko
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