93式発射魚雷と89式15センチカノン砲
撮影の帰りに「南部観光総合案内センター」に立ち寄りました。その時、たまたま見つけたのですが、何度か立ち寄ったことがあるのに見逃してました。どちらも第二次大戦のモノだそうです。
93式発射魚雷は旧日本海軍が作ったもので、1991年に佐敷町で8発見つかったそうです。全長は7.55メートル、重量は約2000キロあります。当初は夜間で戦果を上げていたそうですが、レーダーの進歩により感知できるようになりました。終戦が近くなると、93式魚雷から人間魚雷「回天」へ姿を変えることになりました。
89式15センチカノン砲は旧日本軍により正式化され、開脚式装輪砲架を持った大砲です。命中精度の高い大砲だったようです。砲身車と砲架車をそれぞれ牽引車で陣地まで牽引し組み立てるのですが、準備に1時間もかかったそうです。1945年、大里村内に旧日本軍陸軍独立重砲兵第百大隊が布陣し、二門が配置されました。ところが沖縄戦において、アメリカ軍と物量の差により効果は乏しく、一発撃つと何十・何百という反撃をうけたといわれています。
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