■ 屋良ムルチ ■ 2 Masaki Senko 2019年3月2日 17:56 道の駅・嘉手納を先にすすむと「屋良ムルチ」という説明板があります。駐車場が無いので、駐車違反が怖い方は道の駅に駐車すして徒歩をすすめます。比謝川にある沼で「大蛇伝説」が残る場所です。 瞬天王統三代目の義本王の時代… 北谷間切屋良村のムルチに大蛇が棲んでおり、暴風を起こしては近隣の村人に禍を及ぼしていました。禍を収める、童女を生贄として捧げていました。 ある年、母親思いの娘が選ばれ、娘は年老いた母を置いていく事を非常に心苦しく思ったが、人々の為、生贄となる決心をしました。彼女の生贄の儀式の時、天神が現れ大蛇を退治してくれました。その話を聞いた王は、彼女を王子の妃として招き、娘は母親と共に幸せに暮らしたそうです。 この話は「中山伝信録」にも書かれ、これを題材とした組踊りが玉城朝薫により作られて、現在でも有名な五演目の一つ「孝行之巻」 になっています。 屋良ムルチは、以前現在の倍くらいの広さがあったそうです。大戦後に米軍基地拡張工事のために約半分が埋め立てられ現在の形になったそうです。 いいなと思ったら応援しよう! いつも僕の記事をご覧いただきありがとうございます!いただいたチップは撮影活動費となります。応援お願いします。 チップで応援する #写真 #Photograph #沖繩 #大蛇伝説 2