■ 安波グスク ■
前回紹介した滝を撮影した後、安波グスクの撮影をしました。安波集落はそんなに広くないので、そのまま歩いて向かいました。調べてみるとまったくに近いくらい何も見つからず…ちなみに集落は昭和30年代頃まで、ほとんどが家が茅葺屋根だったそうで、その姿も見てみたいという勝手な思いもあります。
Googlemap通りに進むと、通りを降りたところに鳥居があります。その鳥居をくぐり、長い階段を登っていくと、小さな建物が建っています。現在は拝所になっているようです。私が見た限りでは、今ではグスクを連想させるような石垣などはありませんでした。
さて「安波」という地名の由ですが…
浦添の「安波茶」から来た人が開拓したからという伝承があるそうです。その後、察度一族に仕えていた人物がこの地にやってきたそうです。「察度」は天女との間に生まれた子と言われ、浦添按司そして中山王になった人物です。また安波集落の聖地が「琉球由来記」に登場することから、琉球王国にとって大事な場所であった?かもしれません。
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