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「ISOオート」の話

また、いつもの界隈で「ISOオート」で撮影するかしないかの論争が起きています。ちなみに僕は使います。

何年も前の話になりますが…
知り合いからカメラを借りて撮影することになりました。撮影しているとISOがコロコロ変わるのでなんでだろう?と思っていました。その時に「ISOオート」という機能が新しく追加されたことを知りました。
当時は「こんなの使わんだろっ!」と思っていましたが…月日が流れ、ある撮影で初めて使うことになりました。

野外ライブの撮影に行った時…
この日は、晴れてはいるけど陽が出たり隠れたり、さらに夕方から夜にかけてライブ。カメラマン泣かせの状況で露出が面倒だなと思っていた時にふと…

「こういう時にISOオートを使えばいいのかっ!」

と気づきました。
そんなコトもあり、それからは年に数回は使うようになりました。

多分「オート」という言葉に過敏に反応して、「プロは使わない」とか「使うから素人」みたいな?ことになっている…のではと、個人的に思っています。僕は、「撮影は生き物」だと考えているので、できるだけ集中したいです。確認のために何度もモニターをみていると絶好のシーンを撮り逃すかもしれませんから。撮影に集中したいのであれば「ISOオート」はとてもいい機能です。

感度が上がればノイズも出ますが、最近はカメラもソフトも性能も良くなっているので、そこまで気にしていません。「プロは使わない」なんて言う人がいれば…

「ずいぶん恵まれた環境で撮影してるんですね」

って、思ってしまいます。
僕が写真を始めた頃からするとすっかり時代も変わり、今では誰でも写真が気軽に撮れるようなりました。そういう意味でも特定の「機能」だけを取り上げて「プロは〜」とか「素人は〜」という言い方は改めるべきかもしれません。

最後となりますが、プロでも「AWB(オートホワイトバランス)」を使います。だから、「オート」という単語に過敏に反応せず、撮影状況を的確に判断して、どんどん使っていきましょう!


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Masaki Senko
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