「ナナニッパ」の話
とある界隈で「ナナニッパ」と言うワードが話題になっています。なんのコトかというと、「70-200㎜ F2.8」のレンズの「呼び方」のことだそうです。
僕は50代で、この言い回しだと「700㎜ F2.8」の超望遠レンズのことかと思いました。
「どっちが正しい?」
と、聞かれても答えはありません。と言うのも、そもそも「ナナニッパ」なんて言葉を使ったことないし聞いたこともないので…ただ僕と同世代、もしくは上の世代は「サンニッパ(300㎜ F2.8)」、「ヨンニッパ(400㎜ F2.8)」と使っていたので、「ナナニッパ」と聞くと「700㎜ F2.8のこと?」と連想すると思います。
言葉は時代によって次々生まれては消えていくので、それで通じるならいいと思いますが…「ナナニッパ」が通じないからと「おじさん」とか「若造」とかマウント?の取り合いにならないで欲しいなぁと感じます。
そして…
同じ界隈で「カメラマンは黒服ばかりでダサい」という投稿でさらに盛り上がっています。僕は25年以上カメラマンやってますが、色はそこまで気にしていません。ただテレビに映ることが多々あったので、派手な絵柄やキャラもんだけは着ないようにしていました。
知り合いのカメラマンは「物撮りの時には黒を着る」と言っていました。ちなみにライブなどを撮影するカメラマンも黒を着ることが多いそうです。「写り込みなんか後で消せばいい」とも書いていましたが、物撮りのプロでそんな考えの人は少ないと思います、あっても最小限にとどめるよう努力するはず。特にフィルムを経験している世代の人は…
この投稿者が、
現役のカメラマンなのか?
ただの素人なのか?
どんな状況だったのか?
それはわかりませんが、服装だけでダサいと決めつけのもどうかと思います。ちなみに、僕はとあるスポーツチームの撮影をしていた時は、スポンサー以外のものを着用すると怒られました。要はTPOで、現場(職種)には現場(職種)の決まり事があります。
東京から沖縄に移り住んで、びっくりしたことが…沖縄では普通に短パンで仕事をしているコト。東京でコレやったら、次から仕事ありません(笑