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書くこと

 最近,文章を書くことが昔より好きになってきた気がする.手書きでも,PCでも.(スマホで文章を書くことは好きになれない,何でだろう.)自分の書いた文章や字を褒めてもらうことが増えてきたからか.何か練習をしているわけではないから,文章力に関してはこの note のおかげでついてきたのかも知れない.手書きの字に関しては心当たりがない.自分の親曰く「昔からセンスはよかった」らしい.雑だけど,のオマケつきだが.



 以前から何でも手書きするのが好きなアナログ人間ではある.どんどん時代に置いて行かれているような気がして不安になる.でもカフェや図書館に行くと必ず一定数,紙媒体で勉強している人を見かけて安心する.

 手書きで文章を書くのは,タイピングするよりエネルギーを使う.だからこそ,手で書いた文章にはその時の自分の調子が反映されやすい.想いも乗る,気がする.信書の類はやはり手書きのほうが嬉しい.


 ふと思い出したこと.通っていた大学でレポートの課題が「最低○○字」の形式で課された際,友人たちはその文字数の多寡に一喜一憂していたが,私はそれがよくわからなかった.千字を超えたりなんかすると教員批判で大盛り上がりだったのだが,自分は千字の文章を書くことは大した事だと感じなかった.しかしその質を評価されたことはないので,単に「かさ増し」が上手いだけのことなのだ.当時の自分は「これが文才……?」などと思い上がっていた.


 今も誰に頼まれるでもなく駄文を積み重ねている.いつか自分の積み重ねた駄文の山に押しつぶされて息絶えるのだろう.


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