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2024年 大統領選挙は女性対決!

アメリカ大統領は、バイデン氏が決まった。

どのような性格の大統領か暦学的解析を行ってみよう。

性格は、みての通り温和。
おっとりしているので、副大統領を2期努めた後期高齢者にも関わらず、周りが盛り立てたのだろう。

視野が広く、自分に厳しく他人に優しい性格。
伝統を重じて礼儀正しく物静か。
ただ余計な発言や行動が多い。
それが逆に人間的魅力を醸し出し、隙を産みだし、面白い人物に仕上げている。

見かけは聖人君主だが、隙だらけの面白さがあるのが魅力。

この人の最大の特徴は、財や地位に恵まれると、無意識に必要以上に執着するところ。この人のお金儲けの特徴は、イチイチ最もらしい理屈をつけながら、お金儲けをすることにある。

理念や哲学や大義名分を前面に出して、あの風貌で利益を得ようとするのだから、周りにとってはある意味非常に好都合。
浄財のように見えてしまうので、信任も人気も集まる。
政治家にとっては理想的な形で、お金儲けに政治理念や国際協力などを自然に絡めるため、周りの人も全く罪の意識を感じないのだ。

反面、トランプ大統領の場合、見かけがああだから、いかにもダークに見えてしまうが、彼の方が浄財だったりする。

このような人物だから、今回の大統領選も祭り上げられてしまった感はある。組織の重鎮なので、次に繋げるためにも、今回は自分が立つのがベストだろうと判断しての出馬だろう。

暦学は占術ではないので、今回の大統領選どちらか勝つか当てて欲しいと言われても、分野が違う。

私たちの仕事は、関係する人物をプロファイリングした上で、この先どうなるかを予測する論理予測学であり、予知学ではないからだ。

トランプ大統領は、確かに政治家としての品格はない。
それは、ビジネスマンという現実社会の人間できたからだ。
そのため、敗北宣言をしないのは潔くない、卑怯だと、マスコミには書かれているが、ビジネスの世界では、敗北宣言などあってはならないことである。

負けが分かっても、敗北宣言などせずに、次への布石を打つことは、ビジネスの世界の常識だ。つまり、負けている間に、マイナスをプラスに転じる策を練る。
そうすることで、負けにも意義が生まれるのだ。

トランプは愚かではない。そして、短気でもない。

勝負師は、自分が負けた時のことを予め計算しながら勝負にでる。

勝った場合の利益と、負けた場合の利益をきちんと計算した上で、勝負に出るのがビジネスの常識だ。
そのため、現在の彼の言動は、全て次の布石へのデモンストレーションなのではないかと思う。

次とは2024年大統領選だ。

トランプ自身が出るとも言われているが、彼はそんなに愚かな戦略家ではない。

彼が売りたいのは自分自身ではなく、トランプブランドである。

冷静に考えてみよう。彼には美しき家族という最大の武器がある。
もしかしたら大統領になった当初から、それが最初からの目的かもしれない。特に彼の最大の武器は、

イヴァンカ トランプ氏。

現在39歳の彼女は、4年後、43歳。

ケネディも43歳で大統領になっている。

そう考えると、今回、女性副大統領が登場したことは悪くはない。

現在、票について不正だとまくし立てているが、それをすることで、支持者は騙されたという恨みを持つ。喜びや悲しみより、一番心に残るのが恨みである。特にアメリカ人の場合、相手がアンフェアな事をしたから負けたのだという不正義への恨みは永く続く。パールハーバーのように。

彼はビジネスマンなので、トランプブランドが売れることに主眼を置く。
それはファミリーに多大な恩恵をもたらすからだ。
ケネディ一族のように、アメリカの名門一家になることを、目指すだろう。

バイデン氏は、永年手にできなかった肩書きを手にすると、急に健康面が虚弱になりやすい質を有しているので、これから「老」が際立つと思う。そうすると、副大統領であるカマラ氏の役割は重要になってくるし、これは、トランプ一族の為にも道を切り開く大いなる一助にもなる。
女性がトップを務めるという既成事実を作るからだ。

最後にイヴァンカ氏はどんな女性か。

見ての通り上品な雰囲気があり、セレブな女性だが、偏見を持たず、差別もしないため、幅広い人と自然に付き合うことができる。
感性がよいので、自分の感性で考えるため、非常に頑固なところがあり、一度決めたことは絶対に変えない。頭脳明晰だが、難点は非常に頑固なこと、そして世の中の出来事や常識に疎く、臨機応変な対応が苦手な点だろう。

現在の彼女の人生は流れが非常に悪い。潮流でいうと引き潮になっている。故にこういう場合は、他人の潮の流れに乗る。それが出来るのがファミリー企業の利点でもある。夫のクシュナー氏が補佐しながら、彼女が2024年に登場することは、大いにあり得る範囲だと私は思う。
いずれにしても、クリントン時代に政治に口を出す配偶者という図式は完成しているので、夫の補佐による女性大統領候補が実現した場合、すべてトランプのシナリオ通りという事になるだろう。

父親として、晩年に自慢の娘の補佐をしながら、元大統領として再登場することは悪くない。故に、どのような布石を打ってくるか。
もしかしたらマスコミの一つでも手に入れるかもしれない。
そうした方が早いから。中国のように。

これからのトランプ一家の動きには注目だ。

山脇史端

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