ザイオン国立公園 リバーサイドウォーク ユタ州
2023.06.15
アメリカ横断12日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。
ザイオン国立公園にやってきた。地図。当初寄る予定では無かったが、日程に余裕がある為、寄ることにしたが、最後には寄って良かったと思っていたほど素晴らしい国立公園であった。
ユタ州には、 5 つの国立公園があるが、その中で最大の規模を誇るザイオン国立公園である。カナーブからUS9号線を利用し東口ゲートから公園内に入っていくと、パステルカラーの岩山と青い空に目が奪われ、思わず車を駐めてしまうほどだった。ザイオン国立公園は、年間来場者数第3位(450万人)アメリカで人気の国立公園です。
やっとの事で駐車することが出来、シャトルバスに乗り込み最奥部のTemple of Shinawavaを目指していた。
ザイオン国立公園は『バージン川』に沿って渓谷が奥深く続いており、公園内を走る一本の道路からそれぞれのトレイルの始点が点在しています。
シナワバに到着、ここからリバーサイドウォーク沿いに道が作られ終点には、ザ・ナローズの始まりと言われ早速歩いて行こう。
ここは、バージン川沿いの有名なハイキングコースでトレッキングをしない人たちはまずここを目指すそうで、こんなことだから一度駐車すると早くても3-4時間は戻ってこな為、駐車場が満杯のままだった。
今までが、茶色い砂漠風景の中で目が緑を恋しがり、肌が水を求めていることが感じ取れるオアシスのような場所であり、足元には可愛いリスが現れ、疲れた心を癒やしてくれていた。
家族連れで
も歩ける最も人気の高いリバーサイドウォークは、バス停から往復3.5 kmのほぼ平坦な狭い渓谷の底に沿って整備されたトレイルである。
広場が現れここが散歩道の終点です。
この先が上級者向けのザ・ナローズの川登りをするトレッキングコースで、拙者も少しだけ川の中に足を浸け上級者気分を味わった。
夏の時期には、このあたりで川の中に入って足の疲れをとると良いです。このほかにもザイオンには見所があり、1200年前に降り積もった雪が今湧き水となって雨だれのように滴り落ちることからその名がついた『ウィーピングロック』、天使が舞い降りると言う『エンジェルス・ランディング』。
バス停まで戻ってきたが、今までグランドキャニオンやモニュメントバレー、アンテロープキャニオンなど観光してきたが、どこも観ているだけの観光で、ここでは川遊びや緑の中の散策と自分自身で楽しめるものがあった。
またピンク色などのパステルカラーの岩山などが、赤茶色の風景に飽き飽きしていたところに現れたものだから心揺さぶられた。イエローストンでも只観ているだけの観光と想像付き、今回のアメリカ旅行で特に印象に残る公園となっていくことだろう。