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川内白木温泉 旭屋旅館 日帰り入浴だけOK

2024.10.06
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。紫尾温泉近くに川内白木温泉 旭屋旅館があるのを思い出しグーグルマップで検索すれば『休業中』の表示だが、13年ぶりと言うことで出掛けてみることにした。出水市内を通る県道48号線を進み、途中に「温泉入口」なるバス停があり、そこで分岐している狭い道へと入って行きます。道はすぐに行き止まりとなり、当地には2つのお宿があり、右手側に進む「旭屋旅館」で左側に進むと「白木川内温泉山荘」であったが、山荘の方には温浴設備は無く、旭屋旅館の湯船を使っていた。旅館前に車を停めるとご主人が現れた。“温泉ですか”に“はい、入浴可能なんですか”とこちらが戸惑ってしまったのもグーグルマップには休業中成っていたからであった。そのことを問えば“確かに宿泊業務は休業中だが、日帰り入浴は継続中を誰かが【休業中】情報変更を依頼してしまっていて、こちらも困っているんだ。” ならば入浴させてくださいと入浴料150円のところ200円支払い館内を進んでいく。


建物自体相当に草臥れていて、昼間だから良いものを日が陰った夜間は怖くてしょうが無いことだろう。


おお!13年ぶりのこの湯船記憶が蘇ってくる。荒削りの湯船は、湯船の中からお湯が自噴する足元湧出温であり、つまりは、自噴する岩盤の上に湯屋を被せて作られた温泉場であった。


カランなどはなく、洗い場には桶や腰掛けが用意されているだけであった。この1号泉の湯船は、3-4人が同時に入れる程度の大きさであった。


湯船の印象は以前のままで、間違って足を滑らせようなら、怪我を負ってしまうほどの荒削り状態であった。


肝心のお湯は岩盤から吹き出しているようですが、気泡などは無く場所の特定は出来ませんでしたが、浴槽から溢れ出るお湯の量はとても多く、常に新鮮な湯が保たれていた。

湯には飲泉用の湯囲いがあり、そこに赤いコップが備え付けられていました。前回不思議に思っていた壁に作られた小窓の利用方法を今回教えて頂いた。女湯には飲泉用の湯囲いが無く、女性が飲泉したければこの窓を開け、男湯にいる客にコップで湯を掬ってもらうそうですが、そこまでして飲む人っているのかな?


その湯は無色透明で、普通の単純泉としか思えませんでした。


後で知ったことですが、同じ温泉を共有しあっている隣り合った宿ですが、あまり仲が良いようではないらしいが、隣り合っているのだから仲良くして欲しいものだ。

#川内白木温泉
#旭屋旅館


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