JR三厩駅 津軽線 廃駅が決まってしまった
2024.05.01
たった今訪問してきた奥津軽いまべつ駅で、2022年(令和4年)8月3日の大雨により線路設備に被害が発生し、三厩駅から蟹田駅間が運休され、現在代替えバス輸送となっていると知ったが、当初から訪問予定先であったJR三厩駅にやってきた。
この駅には、6年前の2018年夏に初訪問をしていたが、今は鉄道が不通となっているために駅員も不在となっていた。
駅員が配置されていたときは、ホームに出るにも入場券を購入を求められたが、不在であれば自由にホームに出ることが出来たが、物珍しいものが無く、つまらないホーム姿であった。
最端方面は既に草に覆われ始め、線路に至っては、2年の歳月で真っ赤に錆びきっていた。
前回の思い出も悪かったが、今回もそれを覆すことは出来なかった。
するとこんなニュースが飛び込んできた。2024年5月24日、朝日新聞記事。
2年前の大雨の被害から不通が続いている青森県のJR津軽線の蟹田―三厩間の今後について、沿線の市町村長らは23日、青森市で検討会議をひらき、鉄道を復旧させず、バスや乗り合いタクシーの導入に転換する考えで合意した。
この決定にもとづき、JR東日本は、蟹田―三厩間の廃線の手続きを進める。記事に驚いてしまった。三厩駅にはいい思い出が無いが廃駅になってしまうのは嫌だな。
確かに、コロナ渦以降乗降客数が戻らず、厳しい運営が続く鉄道会社だが、もうこれ以上地方路線を見捨てないで欲しいと願うことしか出来ない現実があった。