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窯垣の小径 せとものの街 瀬戸市

2024.07.13 古くからやきものの産地として有名な愛知県瀬戸市に初めてやってきた。洞町は今も窯元が残るエリアで、ここに使わなくなった窯道具で作られた塀や壁がある窯垣の小径があると聞き、今では瀬戸市の観光名所の一つになっていて、見学にやってきた。


ここは、窯垣の小径の観光無料駐車場です。


この時間、観光客の姿は見られないが、早速窯垣の小径を進もう。


窯垣は、古い窯道具を積み上げて作った小径で、全国でも瀬戸でしか見ることのできない景観で、その窯垣をつないだ約400mの路地が、窯垣の小径ですが、一人歩く小径では意欲が湧かず、唯々歩くだけの道となっていた。


その昔は陶磁器を運ぶメインストリートで、窯屋さんの邸宅が今も建ち並び、今でもせとものの街の風情を感じることができます。


ここは、本業焼の窯元旧寺田兼之丞家住宅を再生して資料館として公開しているのが窯垣の小径資料館であるが、この時間閉館時間となっていた、館内の浴室やトイレの壁や床には本業タイルと呼ばれる陶板が張り詰めてあるそうで、必見らしいです。


ところで本業タイルとは、日本のタイルの原型で、陶板の素地に、絵柄を銅板転写し焼成したもので、明治から昭和にかけて、洞地区で大量に生産されていました。


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