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一戸駅 IGRいわて銀河鉄道


2024.04.28
今年のゴールデンウィークはなんと10連休を頂き、東北旅行に出掛け、旅もやっと岩手県に突入だ。次にやってきたのは、いわて銀河鉄道の一戸駅であった。一戸駅までやってくると駅舎が、初めて鉄筋コンクリート造2階建ての建物にびっくり、更に有人駅であった。


駅事務室で不思議と思っていた、1-9戸までの謎を質問していた。岩手県と青森県に1から9までの「へ」が存在し、漢字で書くと「戸」である。一戸、二戸、三戸、五戸、六戸、七戸、八戸、九戸という地名があそうで、ちなみに四戸だけは昔から無いそうだ。そんな「戸」には何か意味があるのかと聞いたが、地元民でもわからないそうだ。ここ一戸は岩手県にあり、住所表記は「岩手県二戸郡一戸町」となる。


一戸駅は、1893年(明治26年)2月に日本鉄道の一ノ戸駅の名前で開業した後、1907年(明治40年)11月に現行の一戸駅に改称され、昨年の2月15日に開業130周年を迎えていた。国鉄とJRの時代の一戸駅は、特急「はつかり」、寝台特急「はくつる」の停車駅であり、かつて蒸気機関車時代では一戸機関区があったため、現在も敷地は以前のまま広く残され、最盛期にはD50、D51などの蒸気機関車がここに配置され、東北本線で一番の難所と言われた十三本木峠を蒸気機関車三重連で越えたという。

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