アンテロープ島とバイソンの群れ ソルトレイクシティ ユタ州


2023.06.17
アメリカ横断14日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。


大都市近郊にもかかわらず、大自然が残り、身近にバイソンの群れが、見物できると聞いてるアンテロープ島州立公園へやって来た。ソルトレイクシティの市街地から約100km、琵琶湖の7倍の大きさの湖を誇っています。


島に渡るには11kmの堤防道路でつながっていて雄大な景色を見られながら走る事が出来、通行料金は15$。


グレートソルトレイクは天然の湖で、大昔のボンネビル湖の一部 で、湖には4本の川から水が流れ込むが、出口 となる河川がなく、水は蒸発するだけなので、川から流れ込んだ高濃度の 鉱物と太古の昔は海だった為、湖が蒸発していく度に塩分濃度が増し、海水の7倍の塩分濃度で、死海の様にぷかぷか浮かぶことができるそうです。塩度があまりにも高いため、塩水エビを除いた魚などの水生種は生息できていなかった。


アンテロープ島は自然の風光明媚な美しさを持ち、バイソン、ラバ、アンテロープ(鹿)、オオツノヒツジ、プロングホーンなど、多くの砂漠の動物が生息出来る訳は、島内には淡水が湧き出している為、野生の動植物が生活できるそうです。


車が駐まった先にはバイソンの姿があり多くの人々がカメラを向けていた。乱獲によって1890年頃のバイソンは1,000頭たらずでしたが、現在は50万頭を超えていると言われ,ここアンテロープ島には数百頭が生息している。


観光客からすると、この巨大なバイソンはおとなしくて動きがゆっくりしているように見えますが、不意に遭遇すると非常に危険で、人間の3倍の速さで走れ、人間に体当たり、角で突き刺すことで知られ、見物にはバイソンから23m以上離れていることが求められます。


こんなにも沢山の野生バイソンを見ることが出来て本当に良かった。


Fielding Garr Ranchまでが舗装道路で、その先にある最奥地には砂利道を進むが、ここには人工物はなく雄大な景色を楽しめる。


彼方に見える銀面の湖と青い空のコントラストが素晴らしい。


ここまで来たのなら、塩平原を見てみたく歩き出した。わずか1分足らずで足元は銀色に覆われていた。


舐めてみたかったが、近くにバイソンの糞などがありそんな無茶なことは出来なかった。



島の西側にはいくつものキャンプ場があり、この日も数組のキャンパーが野営をしていた。


いいなと思ったら応援しよう!