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吉松温泉郷 原口温泉 コーヒー湯と言われる湯
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2024.10.04
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。今度は、原口温泉の看板を見つけもう一軒入浴していくことに決めた。
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原口温泉は大正初期に掘削されており、110年以上の歴史って凄いのもそうだが、建物は新しいんだね。聞けば、建物は30年前に改築されたそうです。ここもモール泉で地元ではコーヒー温泉と呼ばれているそうです。
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入り口には紹介看板が掲げられ、内容は今から凡そ八十年前の大正初期に発掘された此の温泉は、傷やできものに不思議に良く効くということが近郷で大評判となり、北薩唯一の貴重な湯治温泉として愛されること既に四代目。今も尚良く効く銘湯として御引立てを戴いております。
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入浴料金280円をお支払い館内に入っていこう。入り口には、農産物など食料品が置かれ、地元の商店を兼ねています。
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ガラス戸から浴室へ足を踏み入れると、微かに油臭と藁の臭いを感じるモール泉が目の前に現れた。浴室はタイル張りで、右壁奥に3つのカランが並び、仕切り壁のある左側には、2槽に仕切られたタイル張り湯船が設置されていた。
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源泉名:吉松川東6号で、泉温:77.0℃、PH:7.1を加水・加温せずの投入で奥の湯船は厳しい熱さの湯であったが、手前の湯は適温の湯となっていた。湯は透き通った茶褐色の掛け流しのモール泉で、鶴丸温泉よりやや黒い気がするのは浴槽が黒いせいかもしれませんね。湯は、奥隅の湯口から投入されている。
#原口温泉
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