アメリカ 自動車実情を知る
2023.06.23
アメリカ横断20日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。
サウスダコタ州ミッチェルのとある自動車販売店を見つけ立ち寄った。そこで三菱アウトランダーが21392ドルで販売されていた。(約310万円)
GMCシエラかな?74769ドル(1千万円)で販売されていた。
アメリカでクルマを購入するときの「税金」の項目には「Sales Tax」(消費税)しかなく、州によって違いはあるものの本体価格の約6%をだけを支払います。アメリカにはいわゆる「自動車税」のように毎年ユーザーが支払う税金や、取得税、重量税のように「クルマのような贅沢品にかかる税金」という項目がないのです。また、ガソリンも、アメリカの税負担率は約18%なので、日本がいかに高い税率で課税されているかがわかります。車検に関しても「ステートインスペクション」と呼ばれる検査を年に一度受けるのが義務付けられているだけで、料金は35ドル程度で、この検査はすでに廃止されている州もあります。日本人は議員に騙されている。
最近では、アメリカのコンシューマーレポートと呼ばれる団体が発表した、車ブランドの信頼性を示すランキングでは、日本メーカー(レクサス、トヨタ、マツダ、スバル)に続く5位に韓国の起亜自動車がランクインするなど、日本車に次ぐ信頼性を得ていて、ドイツ車に関しては7位にアウディーがランクインしているのが最上位であることを考えると、日本車に次ぐ信頼性を獲得しているのが韓国車と言っても良いでしょう。現在の韓国車には価格だけではない商品の魅力も兼ね備えている商品が多いと感じ、少なくともアメリカでは、これまで日本人がイメージしてきた韓国車=粗悪品というイメージはないでしょうね。政治面などで対立することも多い日本と韓国ですが、車という両国の主要産業においても激しい戦いをしていますが、実際はまだ、日本車が優勢ですが家電製品などのシェアが韓国メーカーに奪われたことを考えると、日本の自動車メーカーにとって迂闊にしていられない状況であることは確かでしょう。
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