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JRえびの駅 青春18きっぷポスター採用駅

2024.10.04
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。いつか行ってみたいと願っていたJR九州の肥薩線にある3大秘境駅である大畑駅、矢岳駅、真幸駅に訪問でき感激ものだった。


つぎは青春18きっぷポスターにもなっていたえびの駅やってきた。


えびの駅は吉都線が宮崎線として開通した1912年、「加久藤駅」として開業し、1990年に現在の駅名へ改称され、17駅ある吉都線の中で唯一、開業当時から残る木造駅舎で、木枠の窓や土壁などが特徴であった。


1999年青春18きっぷポスター

この駅に訪問することにしたきっかけは、JR全線の普通列車に乗り放題の「1999年の青春18きっぷ」ポスターの舞台になっていたことだった。


当時のポスターでは、改札ラッチは鉄製であったが、2002年の映画「美しい夏キリシマ」のロケ地としても木製のラッチに変更されていた。


えびの市出身の黒木和雄監督は、昭和20年を再現するため、他にアルミサッシになっていた窓枠は木製に修復され、今でも撮影当時の状態のまま残されています。


駅前にはそれを記念した碑が立ち、映画の世界では霧野駅で登場する駅で路線名は霧島線であった、霧野駅はえびの飯野駅辺りにある駅の設定であった。


2014年に「貴重な駅舎を市民の財産として残したい」と市が購入し、国の登録有形文化財に指定され、住民らによる管理・清掃活動が行われている。


駅舎のあるえびの市は複数の町が合併して誕生した自治体なので、小規模な中心地が複数あり、えびの駅周辺は旧・加久藤町の中心部であった。


この駅は、えびの市の代表駅で市役所の最寄り駅ですが、利用客は「えびの飯野駅」や「京町温泉駅」のほうが多く、この駅の周辺は古い町並みと田畑が広がっていた。


★美しい夏キリシマ あらすじ★ 1945年の夏、霧島地方。15歳の少年・日高康夫は働いていた工場で空襲に見舞われ、親友が被爆死するのを目の当たりにする。それ以来、彼は1人生き残ったことに罪悪感を抱いて体を壊し、学校に行けなくなってしまう。そんな彼に、厳しい祖父は非国民と罵倒され、すっかり心を閉ざしてしまう康夫だったが、日高家で奉公人として働く歳の近いなつにだけは気を許していた。そんなある日、日高家のもう1人の女中・はるに縁談話が持ち込まれる。しかし相手が片足を失った帰還兵と知った康夫は、複雑な心境になる。
#えびの駅
#映画 「美しい夏キリシマ」のロケ地



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