ウォールドラッグ サウスダコタ州
2023.06.23
アメリカ横断20日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。
ラピッドシティからウォールの街へ移動しよう。
この地域は、ブラックヒルズと呼ばれる1874年に起きたゴールドラッシュで大きくその歴史が変わりウエスタン映画さながらの街では、金の発見がもたらした開拓者と住民の抗争や街の繁栄などを垣間見ることができる。
バッドランズ国立公園西側にあるウォールという街には、世界最大と言われるドラッグストア「ウォールドラッグ」があるのを知ってしまったら、出掛けずには居られなかった。
ウォールドラッグは、インターステート90号のバッドランズ・ループの出口をデルと直ぐに到着できますが、ウォールはとても小さな町で、街の半分はこのドラッグストアが占めていると言っも過言では無い。
お店はとてつもなくデカく、日用品は勿論、先住民の装飾品、アート、更には西部スタイルのブーツやカウボーイ・ハットの他、ネイティブアメリカンのアートやジュエリー、ファッション、レストランなどが入った巨大なショッピングモールになっており、モールの中は西部の街風に造られているので、歩いて回るだけでもウエスタン気分を楽しめます。
ウォールドラッグの歴史は1931年親から相続した$3000を元手にドロシーとテッドは小さなドラッグストアを開業から始まったが、オープン当初は経営不振でした。
ある夏、店主夫人のアイディアで店の前に「Free IceWater」と書いた看板を出すと無料の氷水を求めて人が殺到、以降急成長したというエピソードは有名で、その氷水を見る為にやって来たが、店内隈無く探し歩いたが最後まで見つけることは出来なかった。
それと創業当時からの価格で今も販売されている5セントのコーヒーは、ここの名物となっているそうだが珈琲の苦手な拙者は確認さえしなかった。5セントと書かれた料金箱にだれでも5セントを入れればコーヒーが飲めるようになっているそうです。また、ここのドーナッツも有名なのでチョコレート、プレイン、メイプル、クリームの4種類しかありませんが、うっかり食べ損なっていた。悔しい!。